「最後まで戦い続けることが…」長友佑都ら日本代表戦士が台風19号の被災者へ向けて続々とSNSを更新

2019年10月16日 サッカーダイジェストWeb編集部

橋本が試合前に選手全員で気持ちを共有していたことを明かす

左から橋本、長友、酒井。タジキスタン戦翌日に、台風の被災者へ向けてSNSを更新した。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 10月15日に、タジキスタン戦で3-0の快勝収めた森保ジャパンの面々が、試合の2日前に日本を襲った台風被害に対しての想いをSNSに続々と投稿した。

 13日から14日にかけて日本列島を直撃した台風19号は、神奈川県や長野県での河川の氾濫など、関東を中心に全国的に爪痕を残し、少なくとも1万4000棟以上が住宅浸水の被害に遭い、死者はこれまでに74名にまで上った。

 史上初のワールドカップ8強を果たしたラグビー日本代表の選手たちも試合後に、被災者に向けた言葉を交えてフラッシュインタビューに答えるなど、様々な競技のから心配の声が届くなか、サムライブルーのメンバーも、タジキスタン戦の翌日にSNSを通してコメントを発信している。

 アジア2次予選で全試合に出場しているDF長友佑都は、「勝つこと、最後まで戦い続けることが皆の希望になると信じて」と投稿。
 さらに、ボランチでフル出場を果たしたMF橋本拳人は、「応援ありがとうございました!」とまずはファン・サポーターへの感謝を述べ、「台風で被害に遭われた方々に元気と勇気を与えよう!とみんなで戦い、難しいゲームでしたが勝利を届けることが出来てよかったです。この素晴らしい経験を自分自身の成長に繋げていきます」と試合前に選手全員で気持ちを共有していたことを明かした。

 またDF酒井宏樹は、タジキスタン戦のキックオフ前に行なわれた黙祷の一場面を移した写真とともに、「昨日の勝利が台風の被害に遭われた方々に少しでも力になれば幸いです」と願いを込めた。
 
 現在、森保ジャパンは9月の親善試合、パラグアイ戦から4連勝中と好調をキープしている。今後も貪欲に勝利を求める姿勢を崩さず、日本国民に勇気と希望を与えてくれる試合を見せてくれるはずだ。
 
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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