「関わる全ての人の想いを胸に…」帝京長岡高FW晴山岬の町田加入が内定!優れた得点力でJ1昇格のキーマンとなれるか

2019年10月15日 サッカーダイジェストWeb編集部

昨年の選手権1回戦ではハットトリックを達成!

2020シーズンからの町田加入が内定した晴山。©FcMachidaZelvia

 町田ゼルビアは10月14日、帝京長岡高FW晴山岬の来シーズンからの加入内定を発表した。

 晴山は身長171センチとFWとしては小柄だが、細やかなテクニックと抜群の得点能力を併せ持つ。振りの速いシュートで、狭いスペースでも瞬時にコースを見出してどこからでもゴールを狙うストライカーだ。

 昨年の高校サッカー選手権では、敗退した準々決勝まで全試合に先発出場を果たし、高知西高との1回戦ではハットトリックを達成するなど、4試合・4得点を記録。高校最高峰の舞台で大いに存在感を発揮したことで、プロも注目する選手へと飛躍を遂げた。

 今年度の帝京長岡高からは、3月に京都への加入内定を勝ち取ったMF谷内田哲平に続いて2人目のプロ入りとなる。

 晴山は2020シーズンからの加入にあたり、町田の公式リリースを通して喜びと感謝のコメントを発表している。
 
「この度、FC町田ゼルビアに加入することになりました帝京長岡高等学校の晴山岬です。少年サッカーが盛んな地域として古くからサッカーの歴史が刻まれているこの町田という街の素晴らしいチームで、プロサッカー選手としてスタートができることを大変嬉しく思います。
 
 ここまで育ててもらった両親をはじめ、今までお世話になったチームの監督・コーチ、そして仲間への感謝の気持ちとFC町田ゼルビアに関わる全ての人やファン・サポーターの想いを胸に刻んで、FC町田ゼルビアの一員として戦っていきたいと思います。応援よろしくお願いします!」
 
 町田は今季、念願であったJ1クラブライセンスを取得。現在、リーグ戦残り6試合で19位と低迷しており、今シーズンは昇格の夢は途絶えたが、来季は得点感覚に優れた晴山を最前線に加えて、悲願のJ1昇格を果たせるか。町田でプロの世界へと羽ばたく高校屈指の点取り屋から目が離せない。
 
構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【PHOTO】2020Jクラブ・新卒入団&昇格内定選手
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