「いつになったら安心して暮らせるの?」マドリーMFがダービー中に強盗被害。多発する犯罪に同僚L・バスケスの妻が悲痛なツイート

2019年09月30日 サッカーダイジェストWeb編集部

フットボーラーの自宅が相次いで標的に

宿敵とのダービーで先発フル出場を果たしたカゼミーロ。その間に自宅が強盗の被害に遭うとは……。 (C)Getty Images

 9月28日に行われたアトレティコ・マドリーとのダービーマッチをスコアレスドローで終えたレアル・マドリーのカゼミーロは、試合後に肝を冷やしたことだろう。

『El Chiringuito』の報道としてスペイン紙『Marca』が伝えたところによると、ダービーの試合中、カゼミーロの自宅が強盗に襲われたという。しかも、家には妻と子どもがいたというのだ。

 幸いにも、カゼミーロの家族は無事だったようだは、恐怖におののいたのは想像に難くない。

 Marca紙によれば、クラブは以前から選手たちに対し、SNSで自宅が特定できるような動画をアップしたりしないように警告するなど、対策を練っていたという。だが、新たな被害者が出てしまった。
 
 実際、スペインでは近年、フットボーラーの自宅が犯罪の標的とされている。

 Marca紙は、ジェラール・ピケやカリム・ベンゼマ、アルバロ・モラタ、ジョルディ・アルバ、ケビン=プリンス・ボアテング、アルトゥール、ホアキン・サンチェス、ウィリアム・カルバリョ、エセキエル・ガライ、ガブリエウ・パウリスタ、ラミーロ・フネス・モリ、ジョフレー・コンドグビアなど、多くの有名選手たちが試合中などに強盗の被害に遭ったことを伝えている。

 その中には、今回のカゼミーロのように、家族が在宅中だったケースも少なくない。それだけに、ファミリーが不安を感じるのは当然だ。被害者のひとりであるマドリーのルーカス・バスケスの妻は、SNSで「次から次に。いつになったら自宅で穏やかに暮らせるの?いつになったら、安心して仕事にでかけられるようになるの?」と嘆いている。

 家族が危険にさらされるようでは、選手たちはプレーに集中することができない。一刻も早い事態の改善を願うばかりだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 

次ページ【動画】ベンゼマのヘッドを左手一本で阻止!マドリード・ダービーで魅せたオブラクの“神セーブ”はこちら

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事