バルサに激震!メッシがグリエーズマンの放出&ネイマールの再獲得を要求か? 現地メディアが報じる

2019年09月24日 サッカーダイジェストWeb編集部

そもそも加入自体を快く思っていなかった?

グリエーズマン(奥)と共演したのは80分あまり。早くもメッシは見切りを付けたのか?(C) Getty Images

 衝撃のニュースといっても、過言ではないかもしれない。

 現地時間9月23日、スペイン・メディア『DON BALON』が報じたところによると、バルセロナの大黒柱であるリオネル・メッシが、この夏に加入したばかりのアントワーヌ・グリエーズマンの来夏の放出、その代わりとして、パリ・サンジェルマンの盟友ネイマールの再獲得をクラブに要求しているという。

 この夏に1億2000万ユーロ(約150億円)でアトレティコ・マドリーから加入したフランス代表FWは、ここまで6試合に出場して2ゴール・2アシスト。ホーム開幕戦となったラ・リーガ2節のベティス戦では、2得点に1アシストと輝きを放ったものの、とりわけアウェーゲームなど、まったく存在感のない試合も少なくない。

 そのアウェー戦では、公式戦4試合で2分け2敗とチームも散々の成績で、記事によれば、その最大の要因がグリエーズマンにあると、メッシは考えているようだ。

 さらに、この背番号10とグリエーズマンはチャンピオンズ・リーグのドルトムント戦(0-0)で30分強、ラ・リーガ5節のグラナダ戦(0-2)で45分強、ともにプレーしているが、メッシは同じレフティーで、プレースタイルも似ている17番との共存にやりにくさを感じているようだ。また、グリエーズマンの左ウイングでの起用にも疑問を感じているという。
 
 そもそも、昨夏にバルサ入りが濃厚と見られていたグリエーズマンが、動画を用いて大々的にアトレティコ残留宣言を行なったこともあり、メッシやその親友のルイス・スアレスは、この28歳のアタッカーの加入を快く思っていなかったと言われている。

 グリエーズマンの獲得資金をネイマールの復帰のために使うことを望んでいたとも囁かれているエースが、結果を残せていないフランス代表FWの放出を望んでも何ら不思議はない。報道が確かなら、新3トップの「MSG」より、ネイマールを呼び戻しての「MSN」の復活に魅力を感じているということだろう。

 もちろん、このような話題が表に出るのは、ここまでラ・リーガ開幕5試合で2勝1分け2敗の8位と、チームが低迷しているからだろう。この不調が改善されれば、話は立ち消えになるかもしれない。

 ピッチ内外での関係が注目されるメッシとグリエーズマン。ふたりのスターの今後に大きな注目が集まっている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
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