鹿島、ACL連覇ならず…ホームで1-1ドローも、アウェーゴール数の差で広州が浦和の待つ準決勝へ

2019年09月18日 サッカーダイジェストWeb編集部

セルジーニョが後半開始早々に同点弾を決める

セルジーニョが後半開始早々に同点ゴールを決めた。写真:滝川敏之

 アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)は9月18日、鹿島アントラーズ対広州恒大の準々決勝第2戦が県立カシマサッカースタジアムで行なわれた。

 第1戦は0-0のスコアレスドロー。第2戦は立ち上がりから局面での激しい攻防が展開されたが、鹿島は40分に先制を許してしまう。広州恒大にコーナーキックからタリスカにヘディングシュートを叩き込まれ、先制点を許す展開に。広州恒大がアウェーゴールを奪ったことで、鹿島は2点を奪わなければ敗退が決まる状況となった。

 前半は広州恒大の1点リードで終了したが、鹿島は後半開始早々の51分に追いつく。レオ・シルバのシュートが前方に走り込んだセルジーニョに当たり、これがそのままゴールに吸い込まれた。鹿島が1-1に追いついた。ただし、広州恒大がアウェーゴール数でリード。鹿島が4強進出するには勝ち越しが条件となる。

 鹿島は72分に日本代表FWの上田綺世を投入してさらに攻撃の手を強める。75分には土居聖真の落としを受けたセルジーニョが左足を振り抜くが、シュートは惜しくもクロスバーを直撃。追いつくことができない。

 鹿島は最後まで猛攻を仕掛けるが、結局1-1のままタイムアップ。2戦合計スコア1-1となったものの、アウェーゴール数の差で広州恒大が上回り、鹿島は準々決勝敗退となり、連覇の夢はついえた。勝利した広州恒大が、浦和との準決勝に駒を進めた。

 準決勝は10月2日に、浦和のホームで第1戦が行なわれる。
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