「鮮烈の25ヤード弾!」「忘れられない夜」AFC公式がミャンマー戦勝利の森保ジャパンを称賛!

2019年09月11日 サッカーダイジェストWeb編集部

「10月の連戦に向けて最低限の結果を手に」

水しぶきをあげてシュートを放つ南野(9番)。後半は決め手を欠くも、森保ジャパンはW杯予選初戦を手堅くモノにした。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 日本代表がワールドカップ予選の初戦で、手堅く3ポイントを奪取した。

 現地9月10日、森保ジャパンは敵地でミャンマー代表と対戦。スコールのような大雨とぬかるんだピッチに苦しみながらも、中島と南野のゴールで前半のうちに2点を奪取する。後半は再三チャンスを掴んだが相手GKの好守もあって追加点を挙げるには至らず、2-0でタイムアップを迎えた。

 このヤンゴンでの一戦をレポートしたのがAFC(アジア・サッカー連盟)の公式サイトだ。「日本がほぼ危なげない戦いぶりで予選ファーストマッチをモノにした。終わってみればナカジマとミナミノの2ゴールで十分な試合展開。来月のモンゴル、タジキスタンとの連戦に向けて、最低限の結果を手にした」と評し、以下のように詳報している。

「6大会連続で本大会出場中のサムライブルーは、いつものように分厚いポゼッションで相手を揺さぶり、序盤からミャンマーDF陣の人垣を崩しにかかった。なかなか見いだせなかった突破口を開いたのが、ナカジマの一撃だ。16分、左サイドからの鋭くカットインし、鮮烈の25ヤード(約23メートル)弾をファーコーナーに突き刺した。さらに10分後、2点目が生まれる。お膳立てしたのはPSVアイントホーフェンに移籍したばかりのドウアン(堂安)。みずからのショットは阻まれるも、跳ね返りを冷静に足下に収め、狙い澄ましたクロスをフリーのミナミノ(の頭)に合わせたのである」

 
 後半、日本は攻めあぐんだ。ピンチらしいピンチといえば、GK権田の正面を突いた敵のミドルくらいで、何度も貪欲に相手ゴールを目ざしたが、3点目は奪えずじまいだった。

 AFC公式は「実際のところ、あれだけのチャンスを生み出したのだから、日本は3点目を取るべきだった」と論じ、「とくにGKジン・ヒョーに決定的なショットを阻まれたイトウ(伊東)にとっては、忘れられない夜になっただろう」と記した。そして最後は、「後半は拙攻に終わったものの、日本はきっちり3ポイントを手中に収めた。連続出場記録を伸ばすべく、確かな第一歩を踏み出したのだ」と称えている。

 日本代表の次なるワールドカップ予選は、早くも1か月後だ。10月10日にモンゴル戦(埼玉)、同15日にはタジキスタン戦(アウェー)が予定されている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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