「あの少年は頭が悪い」負傷離脱のハメスの振る舞いを元代表担当医と元代表戦士がバッサリ!

2019年08月29日 サッカーダイジェストWeb編集部

「ガールフレンドのことばかりを気にしている」

マドリーで厳しい日々を送っているハメスに対して非難の声が上がった。 (C) Getty Images

"銀河系軍団"に所属するコロンビアの至宝は、その才能を発揮しきれずに苦しんでいる。ハメス・ロドリゲスだ。

 バイエルン・ミュンヘンでの2年間のレンタルを終え、今夏にレアル・マドリーへ復帰したハメスは、当初はジネディーヌ・ジダン監督の構想から外れており、放出が濃厚と見られていた。

 しかし、移籍交渉が停滞し、エデン・アザールやマルコ・アセンシオなど怪我人が相次いだことで、現地時間8月24日に行なわれたバジャドリー戦(ラ・リーガ第2節)では先発出場のチャンスが巡ってくる。しかし、この試合で右ヒラメ筋の筋肉損傷し、再び戦線離脱を余儀なくされたのだ。

 マドリーで捲土重来を期していたハメスにとっては、言うまでもなく痛恨の離脱だが、この負傷が本人の無自覚さが生んだものだとする指摘が飛んでいる。意見したのは、かつてコロンビア代表の担当医であったヘクター・ファビオ・クルス氏だ。

 同氏はマドリーの贔屓紙としても知られるスペインの全国紙『Marca』で、ハメスに対して、次のように厳しい言葉を口にした。

「彼は全くもって集中していない。新しいシーズンに向けて努力する代わりに、眉や髪の毛を整えに行くんだ。本来、戦う準備をすべき時にね。レアル・マドリーのようなビッグチームは選手にプロ意識を期待している。しかし、あの少年は頭が悪いのだ。ピッチから数か月も離れて、クラブからクラブへと移っていく。適切に準備をすれば苦しむことはないのに彼はそうはしないから、間違った方向に進む」

 さらに元コロンビア代表FWのイバン・レネ・バレンシアーノもハメスのピッチ外の振る舞いに、こう苦言を呈している。

「サッカー選手である以上、それが職業なのだから全ての観点において、プロフェッショナルでなければならない。でも、ハメスはどうだろう? 自分のコンディションやサッカーのことなんて二の次で、ファッションや髪型、友人との遊びを心配し、そして、ガールフレンドのことばかりを気にしている」

 同胞からバッシングを浴びたハメスは、かつてのような存在感を放てるのか。怪我明けの振る舞いに注目したい。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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