「悔しさや申し訳ない気持ちでいっぱい」鹿島FW金森健志が期限付き移籍。新天地では「プレーで示す!」

2019年07月29日 サッカーダイジェストWeb編集部

現在4位の鹿島から最下位の鳥栖へ期限付き移籍

「成長した姿を見せられるよう頑張ってきます!」と語る金森健志。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

 鹿島アントラーズが7月29日、FW金森健志のサガン鳥栖への期限付き移籍を発表した。移籍期間は2020年1月31日までとなる。
 
 鹿島のオフィシャルHPで金森はこう語っている。
「まずは2年半ありがとうございました!僕はこのクラブとチームメイトが大好きで、ACL制覇をはじめ、アントラーズでのサッカー人生は素晴らしく濃いものでした。このタイミングでの移籍は悔しさや申し訳ない気持ちでいっぱいですが、アントラーズでの経験と自分の思いを次に生かし、また皆さんに成長した姿を見せられるよう頑張ってきます!」
 
 九州出身の金森は、アビスパ福岡でプロキャリアをスタートすると、ルーキーながらリーグ戦37試合6得点と活躍し、J1昇格に貢献。チームとともにJ1の舞台でも活躍し、2017年に鹿島に移籍した。

 1年目は5試合の出場に留まっており、デビューから初めての無得点のシーズンになってしまった。だが、昨季は初ゴールをあげ、14試合出場と、徐々に鹿島に馴染んでおり、クラブのオフィシャルで内田篤人と仲睦まじい様子をアップされ、チーム内でもそのキャラクターも含め存在感を出していた。

 今季は20節までに7試合に出場していたが、鹿島での地位を確立するまでには至っていない。
 
 金森は、新天地・鳥栖のオフィシャルHPではこうコメントしている。
「自分の持ち味であるスピードや運動量をピッチの中で見せ、1日でも早くサガン鳥栖の勝利に貢献できるよう、プレーで示したいと思います。
応援よろしくお願いします!」
 
 鳥栖は20節終了時点で、J1最下位で、13得点は下から2番目の成績だ。FWのフェルナンド・トーレスも、8月23日の神戸戦で引退してしまう。ただ、鳥栖には昨季から所属している、元鹿島の金崎夢生が待っている。元鹿島コンビで最下位に沈む鳥栖を救出できるか。金森の今後に注目したい。
 
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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