抜群の反射神経で決定機阻止!! 好守連発の札幌GKに最高評価! DAZN週間スーパーセーブが発表に!

2019年07月24日 サッカーダイジェストWeb編集部

新加入デビュー戦でファインセーブ連発の仙台GKも選出

ミスを取り消す活躍のク・ソンユン。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 J1リーグは7月20日に、各地で8試合が行なわれた。
 
 夏の移籍ウインドー(第2登録期間)が7月19日にオープンとなり、この20日の試合から新加入選手の出場が可能に。海外から復帰の宇佐美貴史が早速ゴールを決める一方で、ゴールを守る守護神たちの活躍も際立った。
 
 同23日、DAZNの公式ツイッターではJ1第20節の『週間スーパーセーブ』を発表している。今回選出されたのは、新加入選手を含む6人のGKだ。
 
 新加入のデビュー戦でいきなり取り上げられたのは、仙台のGK、ヤクブ・スウォヴィク。チームの副キャプテンで日本代表GKでもあるシュミット・ダニエルが、ベルギーのシント=トロイデンに移籍した穴を見事に埋めた。
 
 C大阪戦でスウォヴィクは、高木俊幸のゴール前でのボレーシュートを見事に阻止。ポジショニングの良さ、冷静さを感じさせる、チームを勇気づけるセーブだった。
 
 清水対FC東京の一戦では、両チームのGKが選出された。FC東京の林彰洋は、絶好調の清水のドウグラスのペナルティエリア内からのオーバーヘッドシュートも慌てずに対応し、8試合ぶりの完封勝利に貢献した。対する清水は、0-2とこの試合を落としてしまうも、GKの西部洋平は、CKからのシュートをライン上でセーブするなど、抜群の反応を見せ、個人としては良いプレーを見せた。
 
 その他、ともに代表常連のG大阪・東口順昭と浦和の西川周作が選ばれた。東口は名古屋に移籍したばかりの太田宏介のFKで、変化をつけられるも的確なポジショニングと技術でセーブした。浦和の西川周作は、磐田との一戦で、後半は決定機を3度もセーブ。今回取り上げられたのは89分のゴール前でのヘディングシュートを最後まで食らいつきセーブしたシーンだった。
 
今週のベストセーブに選ばれたのは、札幌のGKク・ソンユン。湘南との一戦では、前半にファンブルから失点してしまうも、後半に入ってからはそれを取り返すかのようなファインセーブを連発。
 
 今回ベストセーブに選ばれた、斎藤未月のダイレクトシュートを抜群の反射神経ではじいたシーンだった。湘南のカウンターに守備陣が崩されたなかでも、まさに最後の砦として立ちふさがったシーンだった。
 
リーグ戦はいよいよ真夏の正念場の時期に入る。さらに集中力を研ぎ澄ませた守護神たちの活躍に目が離せない。
 
構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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