「本当に良い気分」川崎戦でチェルシーでのデビューを飾ったプリシッチ。バルサ戦に意欲

2019年07月20日 サッカーダイジェストWeb編集部

「素晴らしい場所でプレーしている」

日本で新天地デビューを果たしたプリシッチ。アザールの穴埋めとして期待される若きアタッカーだ。 (C)SOCCER DIGEST

 7月19日に行なわれた明治安田生命Jリーグワールドチャレンジ2019は1-0で川崎の勝利に終わった。この試合で新天地チェルシーでのデビューを飾った選手がいる。アメリカ代表MFのクリスティアン・プリシッチだ。

 香川真司が所属するドルトムントの下部組織で育ったプリシッチは、今冬にチェルシーへの移籍が決まったものの、シーズン終了まではドルトムントへのレンタルという形で留まっていた。

 また、この夏はCONCACAFゴールドカップ(北中米カリブ海選手権)にアメリカ代表の一員として参加。決勝まで勝ち進んだため(準優勝)、そのぶん新チームへの合流が遅れた。フランク・ランパードが率いることになったチェルシーに合流したのは日本に到着してからだ。

 この試合では、65分に同じ20歳のメイソン・マウントと交代でピッチに登場。25分という限られた時間ながら、左サイドから果敢に仕掛け、果敢にゴール前に飛び込むなど、積極的なプレーでアピールした。

 試合後にプリシッチは、「チームと一緒にここに来て、実際に試合に出場できるのは本当に良い気分だし、うれしい」と語っている。

「すぐにその場になじむのは難しいけれど、コーチ(ランパード)と仕事をするのはとても楽しい。この試合でテストしてもらったことも素晴らしいし、気分はいい。チームメイトの質も高いし、バルセロナとの対戦も楽しみにしている」

 レアル・マドリーに移籍したエデン・アザールの後釜とも期待されているプリシッチ。23日のバルセロナ戦でのプレーに期待したい。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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