久保建英に続きまたひとり…FC東京のDFチャン・ヒョンスがアル・ヒラルへ完全移籍

2019年07月13日 サッカーダイジェストWeb編集部

多摩川クラシコ直前に、首位・FC東京から移籍発表

大一番・多摩川クラシコ前に移籍を決めたチャン・ヒョンス。写真:田中研治

 FC東京は7月13日に、DFのチャン・ヒョンスが、サウジアラビアのアル・ヒラルへ完全移籍したことを発表した。
 
 チャン・ヒョンスは、韓国の各世代で代表に選ばれ、先のロシア・ワールドカップにも参加。兵役免除に基づく社会奉仕活動で虚偽の報告をしたとして、韓国代表からは永久追放されていたものの、ピッチではクリーンな守備で圧倒的な存在感を見せていた、J屈指のCBだった。
 
 2012年2月からFC東京に加入したのち、一度は中国の広州富力足球倶楽部へ移籍したものの、2017年7月から再びFC東京へ戻ってくると、今季はリーグ戦、カップ戦併せて15試合に出場していた。
 
 勝点39と首位を走るFC東京は、18節終了時で失点数は13とリーグ3位の好成績。そんな安定した守備に貢献していたチャン・ヒョンス退団はどのような影響が出るのか?
 
 首位決戦で迎えた明日のJ1リーグ19節・川崎との多摩川クラシコの結果はいかに?

 クラブ発表のチャン・ヒョンスのコメントは以下のとおり。
 
『シーズンの途中でチームを離れることは非常に難しい決断でしたし、心苦しいというのが正直な気持ちです。ただ、今は覚悟を持って、新たなチャレンジをしたいと思っています。移籍をして楽なことは何一つないと思いますが、東京での経験を活かし、培ったプレーや人間性をサウジアラビアでも発揮したいと思います。
そして、東京のファン・サポーターのみなさまには本当に感謝しています。申し訳ない気持ちもありますが、今シーズン東京がリーグ優勝を成し遂げ、トロフィーを掲げられるよう強く願っています。これからも常に東京の結果は気にかけていますので、タイトル獲得に向けて、引き続き東京の応援をよろしくお願いします』
 
【FC東京 PHOTO】ホームで着実に勝ち点3を上積み!笑顔でサポーターの声援に応えるイレブン!

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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