【2014 J1寸評・採点|31節】柏対徳島

2014年11月04日 週刊サッカーダイジェスト編集部

柏対徳島

選手・監督 寸評/採点
※週刊サッカーダイジェスト11.18号(11月5日発売)より
 
【柏】
[GK]
1 桐畑和繁 6 
ピンチも少なく、空中戦の対応にも果敢に飛び出す積極性があった。
[DF]
32 中谷進之介 6 
ビルドアップの起点になる。アドリアーノの対応に苦しむも及第点。
5 増嶋竜也 6 
良いカバーリングを見せていたが、パスミスでピンチを招いた。
17 秋野央樹 6 
大谷との連係で左サイドに起点を作り、橋本を攻撃へと押し上げた。
[MF]
22 橋本 和 6.5 
クロスとスルーパスで2アシスト。左からの攻撃が実に効いていた。
13 高山 薫 6 
サイドへ抜け出すまでは良いが、もっとチャンスの数を増やしたい。
26 太田徹郎 6 
久々にスタメン出場し、クレバーなプレーで攻撃のアクセントとなる。
28 栗澤僚一 6.5 
セカンドボールの奪取はさすが。安定したディフェンスで貢献した。
7 大谷秀和 6.5 
ビルドアップを潤滑に進めるポイント役など、攻守に渡って大活躍。
18 ドゥドゥ 6.5 
先制ゴールを決めたほか、得意のドリブルで徳島守備陣を翻弄した。
[FW]
11 レアンドロ 6.5 
前線で違いを見せていたが、チャンスを逸して1得点のみに終わる。
[交代出場]
9 工藤壮人(FW) 6 
2年ぶりの途中出場ながら、ポストプレーで着実にチャンスを創出。
[監督]
ネルシーニョ 6.5 
守備陣に主力不在でも、抜擢した若手が活躍してチームを勝利に導く。
 
【徳島】
[GK]
31 長谷川 徹 5.5 
2失点に責任は問えない。後半は決定機を阻止し、追加点を与えず。
[DF]
35 村松大輔 5 
佐々木との受け渡しが機能せず、スペースをカバーし切れなかった。
4 藤原広太朗 5.5 
前半はドゥドゥに翻弄され、途中からは工藤のポストに手を焼いた。
26 橋内優也 5 
周囲のエリアをカバーできなかったのは致命的で、背後を使われた。
[MF]
3 アレックス 5 
攻撃の意識はあったが、徐々に押し込まれ持ち味を発揮できずじまい。
33 エステバン 6 
中盤の底で起点にはなっていたが、効果的な仕事はできなかった。
14 濱田 武 5.5 
守備の局面で大谷と栗澤にルーズボールを支配され、優位に立てず。
25 佐々木一輝 5 
橋本とのマッチアップで後手に。裏のスペースを突かれ失点を喫す。
18 宮崎光平 5 
ボールを受ける動きは良かったものの、その後に工夫が感じられず。
34 アドリアーノ 5.5 
ボール自体は収められたとはいえ、中谷のマークに自由を奪われた。
[FW]
13 高崎寛之 5 
見せ場を作れず、負傷により34分のみで途中交代を余儀なくされる。
[交代出場]
19 キム・ジョンミン(FW) 6 
前線で基点にはなったものの、相手のミスから得た絶好機を逸した。
24 那須川将大(DF) 5.5 
前に出ていく勇気を失い、サイドの優位性を握れなかったのは痛恨。
15 廣瀬智靖(MF) 5 
キムの周りを有機的に動くも、思うように攻撃に絡めずに終わった。
[監督]
小林伸二 5 
狙った策が一向にハマらずに、柏のビルドアップにいなされて完敗。
 
[試合内容]
柏は秋野と中谷のビルドアップを起点に、徳島の守備を崩しにかかる。17分にドゥドゥ、41分にレアンドロがゴールを決めて優位に立つと、後半も多くのチャンスを作ったが、2-0のまま試合は終了。今季初の4連勝を飾った。
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