川崎、首位追撃へ札幌と痛恨ドロー… 小林悠と鈴木武蔵の両日本人FWが今季5ゴール目!

2019年06月14日 サッカーダイジェストWeb編集部

前半はともに一度ずつPKを獲得するも活かしたのは…

後半途中出場の小林は今季5ゴール目となる同点弾を決めた。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 J1リーグは6月14日、各地で15節の3試合を開催。等々力陸上競技場では、2位の川崎フロンターレと7位の北海道コンサドーレ札幌が対戦した。


 試合は、序盤から川崎が主導権を握る展開となり、27分にはペナルティエリア内で長谷川竜也が倒され、PKを獲得。これをレアンドロ・ダミアンがゴールを狙うが、札幌GKのク・ソンユンがセーブ。川崎はビッグチャンスを逃してしまう。

 これを機に、札幌も反撃に転じ39分、ジェイがペナルティエリア内でファウルを受け、PKを獲得する。これを鈴木武蔵が決めて、アウェーの札幌が先制した。鈴木は今季5ゴール目。

 後半に入り、川崎がポゼッションをさらに高めて反撃。後半頭からL・ダミアンに代わって入った小林悠を軸に札幌ゴールに迫る。そして69分、川崎は家長昭博からのクロスを小林が右足ボレーで沈め、同点に追いつく。小林の今季5ゴール目で試合は振り出しに戻された。

 川崎はその後も札幌陣内に押し込み、再三決定機を迎えるが、ネットを揺らすには至らず。終了間際には再び、小林に決定機が訪れるが、シュートは枠に飛ばず。結局1対1の引き分けに終わった。

 川崎は、勝点を28に伸ばしたが、首位のFC東京を勝点6差で追う川崎にとっては、痛恨のドローとなった。一方の札幌は勝点を24とした。

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