C・ロナウドがユーベに勧誘? デリフトが試合後に明かす「最初は意味が分からなくて…」

2019年06月10日 サッカーダイジェストWeb編集部

メガクラブによる争奪戦が勃発

CLの準々決勝でも対戦したデリフト(右)とC・ロナウド。この時は前者に軍配が上がったが……。(C)Getty Images

 6月9日のUEFAネーションズ・リーグ決勝は、ポルトガルがオランダを1-0で下し、初代王者に輝いた。

 試合後、ポルトガルの主将クリスチアーノ・ロナウドは、今シーズンに大きな飛躍を遂げたオランダのマタイス・デリフトと言葉を交わした。どうやら、去就が注目されている19歳に、ユベントス移籍の可能性を尋ねていたようだ。

 イタリア紙『La Stampa』によると、デリフトはオランダ『NOS』のインタビューで「最初は意味が分からなくて、少し驚いてしまったんだ。それから笑ったよ」と明かしている。

「ただ、僕のほうからは何も言わなかった。僕は負けてしまったことについて振り返っていたんだ」

 周知のように、デリフトはバルセロナやパリ・サンジェルマン、マンチェスター・ユナイテッド、そしてユベントスといったメガクラブから引く手あまたで、その決断に注目が集まっている。

 だが、デリフトは「どこに行くかは分からない」と、決断を下していないことを明かした。

「これからバカンスに入り、休むことにするよ。それから、なるようになるさ。様子をみよう」
 

 一方、C・ロナウドは自身の今後について、「永遠ではないけど、まだまだ長い間プレーするつもりだ。ポルトガルは成長していく一方だよ」と述べている。

「勝利はさらなる勝利を助ける。チームとしても、個人としてもね。でも、それに取りつかれることはない。今シーズンは3つのトロフィーを獲得できた。調子も良かったし、これ以上何ができる?」

 34歳のC・ロナウドは来シーズン、ユーベの悲願である欧州制覇を成し遂げられるのか。そしてそのチームメイトとして、デリフトがイタリア王者に移籍するのか。この夏のデリフト争奪戦の行方から目が離せない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
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