ポルトガルが「強烈ミドル弾」でオランダを撃破!ネーションズ・リーグの初代王者に輝く

2019年06月10日 サッカーダイジェストWeb編集部

前半はシュート数11対1と圧倒

若きオランダをねじ伏せたポルトガル。地元で初代王者に輝いた。(C)Getty Images

 現地時間6月9日、UEFAネーションズ・リーグの決勝がポルト(ポルトガル)で行なわれ、ポルトガルがオランダに1-0で勝利し、初代王者に輝いた。

 序盤から主導権を握ったポルトガルは11分、右サイドからブルーノ・フェルナンデスが左足で上げたクロスにウィリアム・カルバリョがヘッドですらすも、GKヤスパー・シレッセンにキャッチされる。

 28分にはコーナーキックからジョゼ・フォンテが狙い、その2分後にはB・フェルナンデスが強烈なミドルを放つもシレッセンの牙城を崩せない。

 その後も、左サイドから切れ込んだクリスチアーノ・ロナウドが右足でシュートを放つなど、ポルトガルが一方的に押し込んだものの、オランダが誇るフィルジル・ファン・ダイクとマタイス・デリフトのCBコンビに水際で防がれ、ゴールを奪えず折り返す。

 前半のシュート数はポルトガルの11本に対し、オランダは1本。どちらが優勢だったかは明らかだった。
 

 後半もポルトガルのペースが続き、60分についに均衡を破る。ゴンサロ・グエデスが弾丸ミドルでゴールをこじ開けた。

 ここからようやくオランダも反撃を開始。65分、CKにメンフィス・デパイがヘッドで合わせるも、GKの正面を突く。79分のマルテン・デローンのミドルも枠を捉えられず、万事休した。

 結局、この1点を守り切ったポルトガルが1-0で勝利。地元で見事に戴冠を果たしたのだった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
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