リーグ・アン最終節は日本人選手3名が先発!! 川島永嗣は最終節にして初スタメンのチャンスを掴む

2019年05月25日 サッカーダイジェストWeb編集部

6月の親善試合にも参加する3選手

キリンチャレンジカップに参加する昌子(左)と酒井宏樹。川島(中央)は6月にブラジルで行なわれるコパ・アメリカのメンバーにも選出されている。 (C)Getty Images

 現地時間5月24日にフランス、リーグ・アンの第38節(最終節)が一斉に行なわれた。

 5月24日に日本サッカー協会が発表した、6月上旬に行なわれるキリンチャレンジカップ2019に参加する日本代表メンバーに入ったマルセイユの酒井宏樹、トゥールーズの昌子源、ストラスブールの川島永嗣は、全員が先発を飾った。

 これまで、酒井や昌子は定期的に先発を飾っていたが、これまでずっと控えが続いていた川島にとっては"サプライズ"起用となった。

 酒井宏樹が所属するマルセイユは、ホームでモンペリエと対戦し、1ー0で勝利した。

 前半から拮抗した展開が続いたが、56分にフロリアン・トバンが先制点。右SBで先発した酒井は果敢に右サイドを駆け上がってチャンスを創出するが(63分)、得点にかかわることはできなかったが、手堅い最終ラインの構成を支えた。

 71分には再びトバンがネットを揺らすが、これはオフサイドで無効に。87分には、今度hマリオ・バロテッリのファウルが一発レッドになるというトラブルも起こったが、試合はこのまま終了。今季限りで退任が決まっている指揮官リュディ・ガルシアが率いるチームを有終の美で終えている。

 マルセイユは今季5位でシーズンを終えている。

 また、トゥールーズの昌子は4バックの右CBで先発し、アウェーでディジョンと対戦した。

 33分にトゥールーズが先制点を奪ったが、58分、62分と立て続けにゴールを決められて逆転を許し、1-2で敗戦。最終順位は16位となり、リーグ残留は決めている。 

 そしてストラスブールは、アウェーで元日本代表監督のハリルホジッチが率いるナントと対戦。

 60分に先制点という追い風を受けたGKは、落ち着いた守備でチームを支えた。試合は虎の子の1点を守り切った結果、1-0で勝利し、クリーンシートを達成。チームは11位で終わった。ちなみに、川島は親善試合の後に行なわれるコパ・アメリカ2019ブラジル大会のメンバーにも選ばれた。

 リーグ戦を終えた海外組を含む日本代表は、トリニダード・トバゴ戦(6月5日)、エルサルバドル戦(同9日)と対戦する。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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