長友佑都所属のガラタサライ、大荒れのトルコ・カップ決勝を制して18度目の戴冠!2冠に向けて前進!

2019年05月16日 サッカーダイジェストWeb編集部

一本目のPKは外すも…。

ガラタサライが18度目のカップ王者に輝く。試合後にアキヒサル陣営が審判を取り囲むなど、荒れたゲームを制した。(C)Getty Images

 現地時間5月15日にトルコ・カップ決勝が行なわれ、リーグ戦首位のガラタサライが、最下位で2部降格が決まっているアキヒサル・ベレディエシポルを3-1で破り、3年ぶり18度目の戴冠を果たした。

 長友佑都は、勝点で並ぶバシャクシェヒルとの首位攻防戦が週末に控えていることもあり、ベンチから外れた。

 序盤から前回王者を押し込んだガラタサライは、しかしなかなかゴールをこじ開けられない。51分のヘンリー・オニュクルのゴールがポストを叩くなど、ツキにも見放される。

 そして57分には、カウンターからワンチャンスをモノにされ、先制を許す。

 その4分後に、長友の代わりに左SBに起用されたマルティン・リネスがエリア内に進入したところを倒され、PKを獲得。しかし、主砲エムバイ・ディアニェがGKにセーブされ、まさかの失敗。絶好機を逃す。
 
 だが、76分に再びPKを獲得すると、今度はシナン・ギルシュが落ち着いて決めて同点に追い付く。さらに、この判定に猛抗議をしたアキヒサルのDFミゲウ・ロペスがレッドカードで退場。俄然優位に立つ。

 迎えた88分、右SBマリアーノのクロスにソフィアン・フェーグリがヘッド。一度GKに弾かれるも、すかさず押し込んで勝ち越し点を奪う。

 後半アディショナルタイムにも、ディアニェのヘッドでダメ押し点を奪ったガラタサライが、3年ぶりのカップ王者に。2冠達成に向けて、ミッションをひとつクリアした。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
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