昨夏にマンUがデリフトの獲得を見送ったのは「太りやすい」から?逃がした魚は大きく…

2019年05月11日 サッカーダイジェストWeb編集部

スカウトからの報告によると…。

CL4強入りの原動力となったデリフト。今夏のステップアップ移籍が確実視されている。(C)Getty Images

 23年ぶりのチャンピオンズ・リーグ(CL)決勝には、あと一歩及びなかった。だが、若きアヤックスを快挙目前まで導いた主将マタイス・デリフトの"株価"は右肩上がりだ。

 ユベントスとの準々決勝で、イタリア王者を沈める一発を叩き込むと、トッテナムとの準決勝でも、第2レグで先制点。守備だけでなく攻撃でも貢献した19歳のオランダ代表DFは、バルセロナやユベントス、リバプール、バイエルンといったビッグクラブの関心を引き付けている。

 ただ、今シーズンの開幕前から、デリフトには少なくないクラブが興味を示していた。2年前のヨーロッパリーグ決勝でデリフトと対戦したマンチェスター・ユナイテッドもそのひとつ。ジョゼ・モウリーニョ前監督が昨夏、センターバックの補強に執心していたのは周知の通りだ。
 
 ところが、英紙『Mirror』によると、ユナイテッドは昨夏にデリフト獲得の可能性があったにもかかわらず、ある懸念から手を出さなかったという。それは、体重に関するスカウトの報告だ。

 報道によると、ユナイテッドは、デリフトの父親がオーバーウェイトで、デリフト本人も年を重ねるとともにパワーやスピードを失うと聞いていたという。

 思うように守備強化ができていないユナイテッドは、デリフトの大活躍をどう見ていたのだろうか。

 アヤックスのエドウィン・ファン・デル・サールCEOは先日、デリフトが今シーズン限りで退団し、スペインやイングランドのクラブに移籍するとの見解を示した。同僚フレンキー・デヨングとともにバルサに向かうのか、それとも別のクラブを新天地とするのか。デリフトの決断が注目される。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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