水戸が上位対決を制して首位奪還、4連勝の大宮は3位浮上!一方、昇格組の鹿児島は...【J2まとめ】

2019年04月14日 サッカーダイジェストWeb編集部

水戸が志知の鮮烈FK弾で劇的勝利!鹿児島は5連敗&8戦未勝利に

鮮やかな一撃で水戸に勝利をもたらした志知。好調を維持するチームで、確かな存在感を見せている。写真:金子拓弥

 好調を維持する水戸が2節以来の首位に返り咲いた。

 4月14日、J2・9節の8試合が行なわれ、2位の水戸は敵地で3位の甲府と対戦。開始早々に甲府の横谷繁に得点を許すも、水戸は26分に黒川淳史のゴールで同点に追い付く。以降は一進一退の攻防が続き、互いにネットを揺らせずに時間だけが経過する。

 試合は後半アディショナルタイムに突入し、ドロー決着の様相を呈していたが、ドラマは最後に用意されていた。90+4分、水戸はペナルティエリア手前の左でFKを獲得。この絶好機に志知孝明が左足でゴールを直接強襲。上手く壁の外から巻いたライナー性のシュートが、ネットに吸い込まれたのだ。
 
 劇的な決勝弾で勝ち切った水戸。前日の試合で引き分けに終わっていた山形を抜き、2節以来の首位奪還を果たしている。一方の甲府は勝利を挙げれば、J2トップの座が見えていたが、苦汁を舐める結果となった。

 上位陣では柏が栃木とスコアレスドロー。大宮はフアンマ・デルガドの2発で横浜FCを2-1で下し、4連勝で3位にジャンプアップを果たしている。
 
 一方、下位に目を向けると、昇格組の鹿児島が山口に0-1で惜敗。5連敗となり、開幕戦でJ2初勝利を挙げて以降、8戦未勝利で最下位に沈んでいる。
 
 そのほかでは、長崎がG大阪から加入した呉屋大翔の2ゴールなどで岐阜に4-0で快勝。京都は2-1で金沢を下し、7位に順位を上げている。千葉と岡山の一戦は0-0、徳島と愛媛の四国ダービーは1-1で引き分けに終わった。
  
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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