FC東京・長谷川監督、昨季アジア王者を相手に3-1快勝も「鹿島が疲れていたと思う」

2019年04月14日 サッカーダイジェストWeb編集部

3点リードのハーフタイムには「鹿島はこんなもんじゃない」

カウンターから2発を沈めたディエゴ・オリヴェイラ。今季通算5ゴールとした。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

 リーグ暫定首位浮上にも指揮官は冷静だった。

 2位のFC東京は、昨季アジア王者で6位の鹿島アントラーズと対戦。開始5分の永井謙佑のヘディングシュートで先制すると、前半さらに久保建英を起点としたロングカウンターからディエゴ・オリヴェイラが2ゴールを挙げ、3点をリード。後半は鹿島の反撃を受けたものの、失点をレオ・シルバのミドル弾のひとつに留め、3対1でホーム4連勝とした。FC東京は開幕から7戦無敗としている。

 試合後、フラッシュインタビューに応えたFC東京の長谷川監督は、絶好の立ち上がりを見せた前半について問われると、「鹿島が疲れていたと思う。我々も良かったが、だいぶACLで疲れていた印象」と、ミッドウィークに韓国アウェーでのACLを戦った鹿島が精彩を欠いていたとの認識を持っていたようだ。

 
 勝因には「3点目を取れたのが、後半逃げ切れたポイントだった」とし、3点リードで迎えたハーフタイムには「選手たちには『鹿島はこんなもんじゃない。残り45分絶対に来るから、絶対に引くな』と話していたが、それでもだいぶ押し込まれた」と試合を振り返った。

 ゲーム終了時点で、FC東京は暫定で首位に浮上。次節は、前節終了時に首位に立っていたサンフレッチェ広島との対戦となるが、「6節までに1失点しかしていない強固な守備。我々もしっかりチャレンジして、アウェーですがしっかり勝点を持ち帰りたい」と抱負を語っていた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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