“したたかな”バルサがオウンゴールを守り切る!ユナイテッドは攻撃の精度を欠き…

2019年04月11日 サッカーダイジェストWeb編集部

12分のオウンゴールが決勝点に。

12分、スアレス(右)のヘッドがオウンゴールを誘発。バルサが貴重なアウェーゴールを奪った。(C)Getty Images

 現地時間4月10日、チャンピオンズ・リーグの準々決勝・第1レグが開催され、アウェーのバルセロナがマンチェスター・ユナイテッドに1-0で勝利を飾った。

 試合はいきなり動く。開始12分、セルヒオ・ブスケッツの縦パスに反応したリオネル・メッシがエリア内でボールをキープし、正確なクロス。ルイス・スアレスが合わせたヘッドがルーク・ショーに当たってゴールに吸い込まれ、バルサが先制点を挙げる。

 貴重なアウェーゴールを奪い、バルサがやや守りに入ったことで、ポゼッションを回復したユナイテッドは21分、左サイドでポール・ポグバのパスを受けたマーカス・ラッシュフォードがエリア外から狙うも、これは大きく外れる。

 36分にスアレスの落としからフィリッペ・コウチーニョが放った強烈なシュートを、GKダビド・デ・ヘアの好セーブで間一髪防いだホームチームは、その4分後に決定機を作り出す。エリア内に進入したディオゴ・ダロがラッシュフォードのピンポイントクロスに頭で合わせるも、枠を捉えられない。
 
 後半、攻勢を強めたユナイテッドがバルサを押し込むも、ファイナルサードでの精度を欠き、敵ゴールを脅かすには至らない。

 逆にバルサは65分に、ネウソン・セメドのパスを受けたスアレスが抜け出すも、シュートはゴール右へ外れる。デ・ヘアにキャッチされたその1分後のジョルディ・アルバのシュートとともに惜しいチャンスだった。

 結局、両チームともゴールを割れず、試合はこのまま終了。したたかにゲームをコントロールしたバルサが1-0で勝利を収め、本拠地カンプ・ノウでの第2レグに向けて大きなアドバンテージを手にした。

 その第2レグは現地時間4月16日に開催される。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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