【ACL展望】浦和×全北現代|4バックが基本線もシステム変更の可能性も。堅守で韓国王者撃破を目論む

2019年04月08日 サッカーダイジェストWeb編集部

全北現代に勝利すれば、浦和は決勝トーナメント進出に大きく近づくが...

故障者/ファブリシオ
出場停止/なし

ACLグループステージ3節
浦和レッズ - 全北現代
4月9日(火)/19:30/埼玉スタジアム

浦和レッズ
今季成績(J1):8位 勝点8 2勝2分2敗 4得点・7失点


【最新チーム事情】
●直近のリーグ戦からどう立ち直るか。
●指揮官は前日会見で多くを語らず。
●4バック継続が基本線も、3バックもあり得る。
●柏木は「守備をしてから攻撃に」と話す。
 
【担当記者の視点】
 浦和レッズはアジア・チャンピオンズリーグのグループステージ3節で、全北現代(韓国)をホームに迎え撃つ。ここまで1勝1分で首位に立っているだけに、1勝1敗で追ってくる全北との2連戦(3節と4節で対戦)は決勝トーナメント進出を大きく左右する。
 
 浦和は直近のリーグ戦2試合で、いずれもホームで1分1敗。とりわけ6節の横浜戦では0-3の完敗となった。槙野は「横浜戦では最後の最後まで戦う姿勢を見せられていなかったと感じた。浦和のエンブレムをつける以上、それは戦術以上に求められること」と、精神面の重要性を語っている。
 
 オズワルド・オリヴェイラ監督は前日会見で「非常に強い、戦力の整ったチームとの対戦になる。韓国でも非常に評価の高いチームだ。ACLでの経験も豊富で、レベルの高い選手がたくさんいる。良いゲームをするためにはしっかり集中して挑まなくてはいけない」とコメントしたが、詳細には踏み込まずピリピリとした空気を漂わせた。
 
 宇賀神は「前線に高い選手がいて、走って戦える」と全北のスカウティング映像からの印象を話した。直近の2試合を4バックで戦っている浦和だが、よりゴール前の強さを求める場合は3バックに戻すことも十分に考えられる。その時は、長澤かエヴェルトンに代えて岩波を最終ラインに入れると予想される。
 
 記者会見に出席した柏木もまた「守備をしっかりしてから攻撃に入るほうが結果は出るとあらためて感じた。前から取りに行く時間もあるが、ブロックを作って戦えば良さを出せる」と、堅守をベースにした戦いに立ち戻ることを示唆している。守備から入って戦う姿勢を強調することで、ACLの大一番を乗り切りたい。
 
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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