【J2】7戦負けなしの山形が5位から今季初の首位に浮上!! 柏は首位目前も琉球に同点弾を許す

2019年04月07日 サッカーダイジェストWeb編集部

柏が引き分けに終わり山形の今節首位が確定

山形は大槻(写真)が逆転弾を奪った。写真:徳原隆元

 J2リーグは4月7日、各地で8節の11試合を開催。モンテディオ山形が今季初の首位に浮上している。


 タピック県総ひやごんスタジアムでは、FC琉球対柏の一戦が行なわれた。試合は立ち上がりの3分、柏がCKからガブリエルの右足アウトサイドのシュートが決まり先制。その後、柏は琉球の攻撃に押し込まれる展開となるが、日本代表GK中村航輔を中心に凌いでいく。しかし、終盤の82分に上門知樹の同点弾が決まり1対1で引き分けた。柏は首位浮上のチャンスを逸して、勝点16にとどまり4位に後退した。

 前節首位のヴァンフォーレ甲府は、アウェーでFC町田ゼルビアと対戦。先制を許す展開となった甲府は、終盤の80分に波状攻撃からピーター・ウタカが押し込み同点とする。しかし、勝ち越し点を奪えず1-1で終了。勝点1を積み上げて同16として2位に後退した。

 前節2位の水戸ホーリーホックはホームに徳島ヴォルティスを迎えた。スコアレスで迎えた77分、水戸は黒川淳史が自らドリブルで仕掛けて右足で流し込む。終盤に貴重な先制点を挙げ、勝負あったかに見えたが後半アディショナルタイム、徳島はヨルディ・バイスがクロスに合わせ同点弾。土壇場で追いつかれた水戸は1-1の引き分けに終わり、甲府と同じく勝点16で3位に後退した。

 そして、前節5位のモンテディオ山形はホームで東京ヴェルディと対戦。44分に小池純輝のゴールで東京Vに先制を許した山形だったが、後半に巻き返しを見せる。60分に坂元達裕のゴールで同点に追いつくと、90分には途中出場の大槻周平がクロスをヘディングシュートでねじ込み、山形が逆転に成功。山形が2対1で逆転勝利を収めた。この結果、山形が5位から一気にジャンプアップして今季初の首位に立っている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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