【J2まとめ】開幕6節終了時点で無敗は3チーム!上位陣は琉球、水戸…意外な顔ぶれに

2019年03月31日 サッカーダイジェストWeb編集部

琉球、水戸、甲府が無敗をキープ!千葉は嬉しい今季初勝利!!

1位の琉球から3位の甲府まで勝点差は僅かに2。次節で順位の変動があるのか注目だ。(C)SOCCER DIGEST

 開幕から約5週間が経過し、J2は意外な展開を見せている。。J2初参戦ながら快進撃を続けている琉球、J1に昇格した経験がない水戸などが上位争いをリードする一方で、J1経験のある福岡や千葉などが下位に沈んでいる。

 
 明暗が分かれているなかで、3月30日に各地で6節が開催された。無敗で首位を走る琉球は山口とドロー。敗戦濃厚となりながらも、89分に鈴木孝司の同点弾で勝点1を手にし、首位の座をキープした。同じく開幕から負け知らずの水戸は、前半終了間際に清水慎太郎のゴールで先制。虎の子の1点を最後まで守り、2位に浮上した。同じく負けのない甲府は岡山とドロー。3勝3分となり、3位に付けている。
 
 上位陣が勝点を積み上げたなかで、前節終了時点で2位の柏は東京Vに0-2で敗戦。前半終了間際に2点を奪われ、そのまま逃げ切れられた。1年でのJ1復帰を目指す柏は開幕4連勝の後に2連敗。スタートダッシュに成功したように見えたが、ここに来て旗色が変わりつつある。
 
 下位では今季未勝利の千葉が福岡と対戦。終盤までタイスコアで推移するも、80分に茶島雄介が鮮やかな直接FKを叩き込んだ。開幕6戦目にして今季初勝利。前節から指揮を執る江尻篤彦監督にとっても嬉しい1勝となり、最下位を脱出した。一方、敗れた福岡は今季初の連勝を逃し、再び22位に転落している。
 
 長崎と大宮の一戦は後者に軍配。大宮の高木琢也監督は昨季まで指揮を執った相手に対し、手堅く試合を進めていく。すると、後半に助っ人FWが結果を残す。55分に指揮官とともに長崎から今季加わったフアンマ・デルガドが恩返し弾。これが決勝点となり、大宮が今季2勝目を手にした。
 
 6節を終えた時点で琉球の首位は変わらず、その後を水戸と甲府が追いかける。ただ、トップと最下位の勝点差は10。まだまだ団子状態であることに変わりはなく、下位チームの巻き返しも十分に可能だ。
 
 次節は中3日で4月3日に開催。今季初の平日ゲームに注目が集まる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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