カズが52歳25日でJのピッチへ。2年ぶりの先発で最年長出場記録を更新、チームの勝利にも貢献

2019年03月23日 サッカーダイジェストWeb編集部

精力的に動き回ったカズは54分までプレー!

4節までベンチ入りが1度しかなかったカズ。惜しくも2年ぶりのゴールは奪えなかったが、存在感を示した。写真:滝川敏之

 3月23日、J2・5節の岐阜戦で横浜FCの三浦知良が今季初出場&初先発を飾った。
 
 カズがスタートからピッチに立ったのは、2017年4月15日の町田戦(0―1)以来。また、52歳25日で出場し、自身が持つJリーグ最年長出場記録を更新した。
 
 カズは1トップの位置に入ると、精力的なプレーでチームに貢献。高い位置でパスコースを巧みに切りながら、積極的なプレスを掛けてファーストディフェンダーとしての役割をまっとう。
 
 攻撃ではボールを受けると、シンプルかつタイミングのいい捌きでタメを作った。28分にはペナルティエリア内でこぼれ球に反応。惜しくもトラップが大きくなり、フィニッシュに持ち込めなかったが、松井大輔が右足でシュートを放ってチャンスに絡んだ。
 
 2017年3月12日の3節・群馬戦(1-0)以来のゴールは生まれなかったものの、カズは54分まで試合に出場。年齢を感じさせないアグレッシブなプレーで観衆を大いに沸かせた。

 試合は横浜FCが2-0で勝利。カズに代わって投入されたイバが57分にPKを決め、85分に松浦拓弥が加点した。チームは2試合ぶりの勝利で、今季2勝目を挙げている。
 
構成●サッカーダイジェストWeb編集部 

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