「W杯で勝ったくらいでその強さは変わらない」森保監督、新生コロンビア代表を要警戒!

2019年03月21日 サッカーダイジェストWeb編集部

「選手には勝つことにこだわって戦ってほしい」

コロンビア戦に向けて意気込みを語った森保監督。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

 日本代表は3月21日、日産スタジアムで同22日に行なわれるコロンビア戦の前日練習を実施した。練習に先立ち、森保一監督が前日会見に臨み、試合への意気込みなどを語っている。

 昨年のロシア・ワールドカップ、グループリーグ初戦以来の顔合わせ。約9か月ぶりとなる対戦に、指揮官は次のように見通しを語った。
「コロンビアは世界のサッカーの中でも強豪であることは変わらない。ワールドカップで日本が勝ったくらいで、その強さは変わらないと思っている。そのコロンビアに対して、もちろん相手のことも踏まえて戦わなければいけないが、相手もワールドカップからチームの編成が変わって監督が代わって、そういうなかで予想できないところも多々あります」

 名古屋グランパスでも指揮を執ったケイロス新監督率いるコロンビアは、21日に来日メンバーを正式に発表したが、主軸のハメス・ロドリゲス、ラダメル・ファルカオ、ダビンソン・サンチェスらが順当に名を連ねた。主力が円熟期を迎えているだけに、やはり今のコロンビアは世界トップクラスの実力を誇るチーム。森保監督も警戒心を隠さないが、一方で「相手が強いということも認識しつつ、大切なのは我々の力を発揮するということ」と、強豪にも臆さず立ち向かうことを選手たちに要求する。
 
「ピッチに立った選手たちが思い切ってプレーしてほしいし、アグレッシブに戦うことや試合の流れを読んで、粘り強く戦ってほしい。自分の持っている力をコロンビア戦のなかでどんどんアピールしてほしい」

 相手は昨年のワールドカップで敗れているだけに、リターンマッチとして必勝を期して臨んでくるはず。果たして、森保ジャパンは、世界屈指の強豪を相手にいかなる戦いを見せてくれるのだろうか。
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