【2014 J1寸評・採点|24節】鹿島対横浜

2014年09月22日 週刊サッカーダイジェスト編集部

鹿島対横浜

選手・監督 寸評/採点
※週刊サッカーダイジェスト10.7号(9月23日発売)より
 
【鹿島】
[GK]
21 曽ヶ端準 6.5 
ゴール前のセットプレーでほとんどのボールに触り、ピンチを防ぐ。
[DF]
22 西大伍 6 
集中力が切れそうな終盤、声とプレーで鼓舞。迫力ある中央突破も。
5 青木剛 6.5 
出場停止明けの先発。進退をかけた試合で空中戦を制し、完封に貢献。
15 昌子源 6.5 
読みも鋭く、くさびのボールを何度もカット。ミスなく完璧に近い。
16 山本脩斗 6 
バランスを見ながらの動き。押し込まれた時間帯は高さではね返す。
[MF]
20 柴崎岳 6 
相手のカウンターの芽を摘むなど、目立たないながらも好プレー。
40 小笠原満男 6 
主将らしく、状況に応じてチームが進むべき道をプレーで示した。
25 遠藤康 6.5 
得意の左足ミドルで決勝点。守備でも身体を張り、存在感を放った。
33 カイオ 6 
周りを生かすプレーが増えた。左サイドで先制点の起点になった。
28 土居聖真 6.5 
決勝アシスト。相手が常に注意しなければならないプレーをした。
[FW]
11 ダヴィ 5.5 
PK失敗はともかく、助っ人である以上ゴール前で仕事をしなければ。
[交代出場]
10 本山雅志(MF) 6 
時間に応じたプレーは的確。途中出場で、きっちり試合を締めた。
7 ジョルジ・ワグネル(MF) ‐ 
自陣でのプレーが多かったが、技術の高さを見せ、時計を進めた。
18 赤﨑秀平(FW) ‐ 
前線でボールを追った。相手に簡単に長いボールを蹴らせなかった。
[監督]
トニーニョ・セレーゾ 6.5 
遠藤ら先発を入れ替え。試合前から緊張感をもたらして勝利に導く。
 
【横浜】
[GK]
1 榎本哲也 6.5 
PKをストップして、試合を終わらせなかった。フィードも正確。
[DF]
24 奈良輪雄太 5 
ハンドでPKを与えてしまう。左サイドに移ってから攻撃の起点に。
4 栗原勇蔵 5.5 
ダヴィに対し、厳しい守備を見せた。サイドからのクロスには対応。
22 中澤佑二 5.5 
守備で目立ったミスはなかった。要所でチームを救う守りを見せた。
23 下平匠 5 
ミス多く、攻撃停滞の一因に。守備でも遠藤のドリブルに手を焼く。
[MF]
26 三門雄大 5.5 
1試合3ポジションをこなす。攻守に連動性がないのでつらい立場。
27 富澤清太郎 5 
組み立てようとしたがチームに統一されたものがないので仕方ない。
25 藤本淳吾 5 
ボールをつないでいた印象。攻撃を創り出すものではなかった。
10 中村俊輔 5 
中盤にスペースなく、ボランチの位置まで下がってゲームメーク。
11 齋藤学 5 
攻撃が機能せず、最後は強引なドリブルで突破するしかなかった。
[FW]
16 伊藤翔 5 
ターゲット役になったが攻撃の種類が少なく、相手に読まれて大苦戦。
[交代出場]
7 兵藤慎剛(MF) 5.5 
右ハーフで途中出場。攻撃に厚みを出したが決定的な仕事はできず。
18 ラフィーニャ(FW) 5.5 
ゴールを奪う動きをしていた。エリア内でもっとボールを触りたい。
6 小椋祥平(MF) 5.5 
途中出場でセカンドボールを拾い、敵を押し込むことに貢献した。
[監督]
樋口靖洋 5 
攻撃も守備もビジョンが見えない。選手の経験に任せるサッカー。
 
[試合内容]
序盤から鹿島が集中した守備でセカンドボールを奪い、主導権を握る。すると38分、土居からのヒールパスを受けた遠藤がミドルシュートを決め、これが決勝点。攻守の形が見えない横浜をシュート1本に封じて完封勝利を収めた。
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