鹿島は14分まで伊藤のゴールで2点を先行したものの...
山東の元イタリア代表FWペッレに2点を決められた鹿島。後半に攻勢を仕掛けたが、ゴールには結び付かず。(C)Getty Images
アジア・チャンピオンズリーグのグループステージ2節、山東魯能(中国)対鹿島アントラーズの一戦は3月12日、山東のホーム、済南オリンピックスポーツセンターで行なわれ、2対2の引き分けに終わった。
ジョホール・ダルル・タクジムとの初戦を制した鹿島は直近のリーグ戦から6名を変更。チョン・スンヒョン、平戸太貴、三竿健斗、遠藤康、セルジーニョ、山口一真をスタメンで起用した。怪我で戦列を離れていた三竿は約6か月ぶりの先発となる。
システムは前節同様に4-4-2。並びは、GKにクォン・スンテ、最終ラインは右から平戸、犬飼智也、チョン・スンヒョン、町田浩樹、ボランチにはレオ・シルバと三竿、2列目は右に山口、左に遠藤、最前線はセルジーニョと伊藤翔でスタートした。
鹿島は慎重な入りを見せ、最終ラインから丁寧にゲームを組み立てていく。主導権を握り、冷静な試合運びを見せた。すると、10分だ。伊藤が持ち込んで一度は相手DFにブロックされたものの、こぼれ球を拾ったレオ・シルバがラストパス。これに伊藤が反応し、冷静にシュートを流し込んだ。直後の14分にも右サイドから平戸がスルーパスを送ると、再び伊藤が反応して2点目を奪った。
元ベルギー代表のマルアン・フェライニらを擁する山東から幸先よくリードを奪った鹿島。以降は相手に押し込まれる時間が続く。
ジョホール・ダルル・タクジムとの初戦を制した鹿島は直近のリーグ戦から6名を変更。チョン・スンヒョン、平戸太貴、三竿健斗、遠藤康、セルジーニョ、山口一真をスタメンで起用した。怪我で戦列を離れていた三竿は約6か月ぶりの先発となる。
システムは前節同様に4-4-2。並びは、GKにクォン・スンテ、最終ラインは右から平戸、犬飼智也、チョン・スンヒョン、町田浩樹、ボランチにはレオ・シルバと三竿、2列目は右に山口、左に遠藤、最前線はセルジーニョと伊藤翔でスタートした。
鹿島は慎重な入りを見せ、最終ラインから丁寧にゲームを組み立てていく。主導権を握り、冷静な試合運びを見せた。すると、10分だ。伊藤が持ち込んで一度は相手DFにブロックされたものの、こぼれ球を拾ったレオ・シルバがラストパス。これに伊藤が反応し、冷静にシュートを流し込んだ。直後の14分にも右サイドから平戸がスルーパスを送ると、再び伊藤が反応して2点目を奪った。
元ベルギー代表のマルアン・フェライニらを擁する山東から幸先よくリードを奪った鹿島。以降は相手に押し込まれる時間が続く。
20分には、三竿がペナルティエリア内でハンド。このPKを元イタリア代表のグラツィアーノ・ペッレに決められてしまった。
以降も山東のペッレやフェライニに危険な場面を作られると、41分にはゴール前の混戦からペッレにこの日2点目となる得点を許して同点に追い付かれる
後半に入り、落ち着きを取り戻した鹿島はレオ・シルバを起点に攻撃を展開。パスも前半序盤のようにつながり、攻撃にリズムが出てくる。守備でも危ない場面を作られたが、なんとか凌いで3点目は与えない。
膠着した状況を打開すべく、大岩剛監督は61分に山口を下げて安部裕葵を投入。さらに79分には疲れが見えた遠藤を下げ、安西幸輝を送り込む。80分過ぎにはレオ・シルバが続けざまにミドルシュートを放つが、ゴールには結びつかない。85分には土居聖真を入れてより前に人数を掛けたものの、最後まで得点は奪えず。このまま試合は終了し、鹿島は2-2で引き分けた。
次節は4月9日に行なわれ、敵地で元福岡の邦本宜裕が所属する慶南FCと対戦する。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
以降も山東のペッレやフェライニに危険な場面を作られると、41分にはゴール前の混戦からペッレにこの日2点目となる得点を許して同点に追い付かれる
後半に入り、落ち着きを取り戻した鹿島はレオ・シルバを起点に攻撃を展開。パスも前半序盤のようにつながり、攻撃にリズムが出てくる。守備でも危ない場面を作られたが、なんとか凌いで3点目は与えない。
膠着した状況を打開すべく、大岩剛監督は61分に山口を下げて安部裕葵を投入。さらに79分には疲れが見えた遠藤を下げ、安西幸輝を送り込む。80分過ぎにはレオ・シルバが続けざまにミドルシュートを放つが、ゴールには結びつかない。85分には土居聖真を入れてより前に人数を掛けたものの、最後まで得点は奪えず。このまま試合は終了し、鹿島は2-2で引き分けた。
次節は4月9日に行なわれ、敵地で元福岡の邦本宜裕が所属する慶南FCと対戦する。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部