３月５日、鳥栖は福岡から岩下敬輔を期限付き移籍で獲得した。

　2009年に日本代表へ選出された経験を持つ岩下は、今年で33歳を迎えるCB。闘争心溢れる守備とフィジカルの強さを生かしたプレーが特徴だ。

　岩下は鹿児島実高から2005年に清水に加入。１年目から出場機会を掴むと、４年目にはレギュラーに定着した。2012年の夏にG大阪へ移籍するまで、守備の柱として活躍。以降は"浪速の常勝軍団"で主軸を務めた。
 

　福岡には2017年に加わり、精神的支柱としてチームを牽引。同年はJ２で32試合に出場し、昨季は同23試合でピッチに立った。迎えた今季は開幕から２試合続けてベンチ外。出番が得られていない状況だった。

　岩下は鳥栖を通じてコメントを発表。「シーズンが始まってからの移籍になりますが、どんな形であれ鳥栖の力になれるよう、今までの経験を生かして頑張っていきたいと思います。応援よろしくお願いします」と意気込みを語った。
 
　背番号は８に決定。鳥栖と福岡が対戦するすべての公式戦に出場することはできない契約になっている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部