長友佑都が“恩師”ザック率いるUAEとの決勝戦を熱望!「自分たちは成長しているんだと見せたい」

2019年01月29日 サッカーダイジェストWeb編集部

「最後の別れ方が僕自身もずっと心の中で残り続けているものがあって」

前々回の優勝を経験する長友は、当時の“恩師”ザッケローニ監督が率いるUAEとの決勝での対戦を熱望した。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

[アジアカップ準決勝]日本3-0イラン/1月28日/ハッザ・ビン・ザイードスタジアム

 今大会最大の難敵と目されたイランを破った日本代表が、2月1日の決勝へと駒を進めた。果たして、その相手となるのはカタールか、それとも開催国のUAEか。


 チーム最年長のベテラン、長友佑都はイラン戦後、報道陣に対して「UAEに来てほしい」と語った。その理由は、前々回の優勝監督として日本代表を率いた"恩師"アルベルト・ザッケローニ現UAE監督の存在があるからだ。

「ザックさんには僕らも4年間成長させてもってね。僕はずっと使い続けてもらって、ブラジルのワールドカップでは、最後の別れ方が僕自身もずっと心の中で残り続けているものがあって」

 長友はザッケローニ監督のもとでプレーした代表での4年間をそのように回顧。とりわけ、2014年のブラジル・ワールドカップでは敗退後のミックスゾーンで、涙で言葉を詰まらせる一幕もあった長友だけに、当時の指揮官に対する想いはいまだ特別なものとして残っているようだ。
 
 さらに長友は、「ザッケローニさんに恩返ししたいという気持ちのまま、ずっと今まで来たので、まあ次は敵になりますけど、僕はまだまだ成長しているんだ、自分たちは成長しているんだというのをザックさんに見せたいですね」と、ザッケローニ監督への"恩返し"の実現を熱望。となれば、決勝の相手として望むのはUAE以外にない。

「UAEに勝ち上がってほしいか?」と問われた長友ははっきりと「もちろんそうですね。ザックさんに来てほしい。UAEに来てほしいですね」と答えた。

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