森保ジャパン、イランに3発完勝でアジア杯優勝に王手!! 大迫勇也が2得点でエースの証明!

2019年01月29日 サッカーダイジェストWeb編集部

南野が2ゴールを演出する活躍。ダメ押しは原口!

大迫が67分、PKで2点目をゲット! 写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

 アジアカップの準決勝、日本代表対イラン代表は1月28日、UAEのハッザ・ビン・ザイードスタジアムで行なわれ、日本が3対0で勝利を収めて決勝進出を決めた。

 日本は準々決勝のベトナム戦から、FW北川航也に代えてFW大迫勇也を先発起用。大迫は初戦のトルクメニスタン戦以来のスタメン復帰となった。一方、イランはエースのFWアズモンのほか、MFアミリ、エブラヒミなど主軸が順当にスタメンに名を連ねた。

 試合は序盤から互いに譲らぬ白熱の攻防が展開された。日本は前線の大迫や南野にボールを集め、両サイドの堂安、原口も絡んでイランゴールに迫る。一方のイランも日本のミスを見逃さずにエースのアズムンが決定的なシュートを放つなど日本ゴールを脅かす。

 前半は緊迫した攻防が続いたままスコアレスで終了。勝負は0-0のまま後半に持ち込まれる。

 後半、日本はメンバー交代なくスタート。その立ち上がり、日本はイランの攻勢に遭うが、この流れを凌ぐとチャンスを引き寄せる。56分、カウンターから南野拓実がイラン最終ラインの裏に抜け出すと、中央に走り込んだ大迫にピンポイントのクロスを供給。大迫がヘディングシュートでゴールに流し込んだ。日本が先制点を奪う。

 日本は60分、ここまで中盤の底で存在感を見せていた遠藤航が負傷。交代を余儀なくされてしまう。遠藤に代わって塩谷が投入される。

 日本は67分、大迫との連係で左サイドを抜け出した南野が中央へ折り返すと、これが相手DFの手に当たりハンドの判定、PKを得る。いったんはVARによってジャッジの確認がなされたものの、PK判定は変わらず。日本は大迫がこれをゴール右に冷静に沈め、リードを2点差に広げる。

 日本は73分、遠藤に続き酒井宏樹が負傷退場に。代わって室屋成が投入された。

 その後、日本はプレーが荒くなったイランの反撃に押し込まれ、ファウルを受ける場面も増えるものの、要所を抑えた守備で凌いでいく。そして、後半アディショナルタイムには原口元気がダメ押しの3点目を奪う。

 結局試合は3対0でタイムアップ。日本が、エースの証明たる大迫の2得点と原口のダメ押しゴールでイランを下し、決勝進出を決めた。日本は2大会ぶりの優勝を懸けて、2月1日の決勝に臨む。決勝の相手は、1月29日に行なわれるもうひとつの準決勝、カタール対UAEの勝者となる。日本がいよいよアジアカップ優勝に王手をかけた。

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