「サウサンプトンにとって確実に“お買い得”だ」英メディアが香川真司の獲得を提言

2019年01月28日 サッカーダイジェストWeb編集部

「サウサンプトンの”救世主”になれる」

移籍市場のクローズまで残すところ4日。スペイン移籍を望む香川だが…。 (C) Getty Images

 プレミアリーグ、サウサンプトンはドルトムントから"バーゲン価格"が設定されている香川真司を獲得すべきだとイギリス・メディアの『The Boots Room』のマシュー・ナッシュ記者が提言している。

 サウサンプトンは現在15位。シーズン後半の残留争いに参加することが有力視されている。現在は昨年末に就任したラルフ・ハーゼンヒュットル新監督のもとでチームの立て直しを図っている最中だが、「攻撃面での問題は解決されていない」とナッシュ記者は指摘している。
 

「日本代表で一流のプレーヤーであるシンジ・カガワがバーゲン価格で売り出し中のようだ。現在の価格はわずか300万ユーロ(約3億9000万円)だと地元メディアが報じている。彼自身はスペインに引っ越したいと考えているようだが、これまでラ・リーガのチームは興味を示していない。

 香川を確実に活躍させることのできるチームがプレミアリーグにある。サウサンプトンだ。ハーゼンヒュットル監督が掲げるサッカーはブンデスリーガでプレーしてきた香川にフィットするスタイルだ。今のところ、サウサンプトンは攻撃面での補強をしていない。香川は監督の要求に応え、中盤と前線をリンクさせることができる。元マンチェスター・ユナイテッドの選手は、セント・メリーズで大ブレイクする可能性を秘めている。彼が、サバイバルでの生き残りをめざすセインツの"救世主"になるかもしれない」

 また、同チームには日本代表の吉田麻也が在籍しており、チームに溶け込むことも難しくないという点も移籍に有利な点として指摘している。

 サウサンプトンは、今冬に攻撃的な選手の補強を目指していると報じられており、ポルトガル・リーグのポルティモネンセに在籍する中島翔哉を狙っているという噂もあった。しかし、高額な移籍金などが障害となり、現時点では交渉が進んでいるとの報道はない。

 香川のプレミアリーグ再挑戦はあるのだろうか。
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