不動のディフェンスリーダーであり、チームの精神的支柱でもあるディエゴ・ゴディンの残留を願うアトレティコ・マドリーのサポーターは少なくない。だが、イタリアからはそんな彼らの希望を打ち砕くような知らせが届いている。

『Gazzetta dello Sport』紙や衛星放送『Sky Sport』など、イタリアの複数メディアは、１月24日、ゴディンが以前から移籍が噂されるインテルで、メディカルチェックをすでに済ませたと報じている。
 

　今シーズン限りでアトレティコとの契約が満了するゴディン。インテルは、32歳のゴディンに２年契約+延長オプションという条件を提示し、来シーズンからの加入を取り付けたと言われている。

　スロバキア代表のミラン・シュクリニアルに加え、今シーズンから加入したオランダ代表のステファン・デフライも安定しているインテルは、出場機会が減ったミランダが移籍を望んでいるとされる。そこでインテルは、ゴディンを確保し、守備陣の選手層が薄くなることを未然に防ぐ狙いだ。

　アトレティコにとって、在籍９年目のキャプテン、ゴディンの離脱は、もはや防ぎようがないことなのか。正式発表が待たれる。