吉田麻也の評価も”復活”!新監督就任で2連勝のサウサンプトンに、現地メディアは「ハネムーンを迎えている」

2018年12月25日 サッカーダイジェストWeb編集部

新監督の下で2連勝を飾る

今シーズンはなかなかリーグ戦での出番がなかった吉田麻也。新監督の下、ここ2試合では3バックの中央を任されている。(C) Getty Images

 現地時間12月16日に行なわれたプレミアリーグ第17節、サウサンプトンはホームで公式戦22戦無敗だったアーセナルを3-2で撃破。さらに、22日に行なわれた第18節のハダースフィールド戦にも3-1で勝利し、チームとして今シーズン初の2連勝を記録した。

 9月1日の第4節クリスタルパレス戦以降、ずっと勝利から遠のいていたサウサンプトン。そのため、12月2日のマンチェスター・ユナイテッド戦をもって、マーク・ヒューズ監督が解任され、新たにオーストリア人のラルフ・ハーゼンヒュットル監督が招聘された。

 そして新たな体制が立ち上がってからは2試合目でアーセナル相手の大金星、その後2連勝とあって、選手たちは手応えを感じているようだ。吉田麻也も地元メディアに、「新しい監督の下、新しいことにチャレンジしている」と語っている。

 一方、現地メディアは、勝利した2試合において3バックの中央でフル出場した吉田について、「チームに必要な存在」と改めて評価している。

 欧州スポーツチャンネル「SkySports」は、ハダースフィールド戦について「ハーゼンヒュットル指揮官の下、早くも2つの勝利を挙げた」とチームの変身ぶりを紹介。採点では、ゴールを決めたネイサン・レドモンドにチーム最高の「8」、そして最終ラインで奮闘した吉田に、それに次ぐ「7」をつけた。

 英国サッカー・メディアの『LastWordOnFootballl』は、「サウサンプトンは連勝を達成し、新監督の指揮の下、"ハネムーン"を迎えている。調子の良かったダニー・イングス、新監督の下で開花したレドモンドに加え、後ろは吉田を中心に固めている」と評した。

 また、プレミアリーグはアジアカップ中も開催されるため、日本代表に選出された吉田が不在の期間に備え、「彼の代わりを探すことが急務だ」とも綴っている。

 さらに、クラブのファンベース「VITAL SOUTHAMPTON」でも、「前監督時代と比べて、見違えるような活躍だ。『WhoScored.com』の戦評では、ハダースフィールド戦の吉田の評価は、チーム内ベスト5に食い込んだ。サポーターも少しずつ戻ってきている」と称賛している。

 サウサンプトンは年内ラストマッチとなる次戦で、ホームでウエストハムと対戦する。好調を維持しつつ、今シーズン初の3連勝を成し遂げられるかが注目される。

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