【ベストイレブン選出回数】最多7回はJ1得点王と連覇・川崎のバンディエラ! イニエスタも今夏からの加入で…

2018年12月12日 サッカーダイジェストWeb編集部

J1参戦1年目から得点王に輝いたジョーはベストイレブン選出回数でもトップに。

『サッカーダイジェストWeb』が独自に選定したベストイレブン選出回数の集計結果を紹介。(C)SOCCER DIGEST

 2018シーズンのJ1リーグは、川崎が史上5チーム目となる2連覇を達成し、残留争いでは柏と長崎のJ2降格で幕を閉じた。『サッカーダイジェストWeb』では、今季行なわれたJ1リーグ34試合の毎試合でベストイレブンを選定してきたが、ここでは選手のベストイレブン選出回数の集計結果を紹介する。
 
 最多の7回を記録したのは名古屋のジョーと川崎の中村憲剛だ。元セレソンの前者は、第1節から殊勲の決勝ゴールでチームを勝利に導くと、その後も得点を量産。J参戦1年目から24ゴールで得点王に輝いた。後者は年齢を感じさせないパフォーマンスで川崎の連覇に貢献。鋭く正確なパスはもちろんのこと、アグレッシブな守備でも相手の脅威となった。
 
 6回の選出で並んだのは、川崎の家長昭博と広島のパトリック。家長は、持ち前の身体の強さとテクニックで川崎のリーグ優勝の原動力に。ボールを持った際の落ち着きぶりは健在だった。パトリックは、日本人には無い圧倒的なパワーを武器に、得点ランク2位の20ゴールを達成。昨季15位と低迷した広島を上位へと押し上げた。
 
 5回選出のラインナップには、代表にも選ばれ、Jリーグでも存在感を発揮した伊東純也、小林悠、山中亮輔のほか、まさに"魔術師"と呼ぶにふさわしい華麗なプレーで観客を沸かせた神戸のイニエスタも今夏からの加入にもかかわらず5回を記録。シーズン前半に低迷したG大阪を爆発的な得点力で、クラブ記録の9連勝に導いたファン・ウィジョと、空中戦やシュートブロックで清水の守備を支えたファン・ソッコも入った。
 
 3回以上選出の選手たちは以下の通り。
 
【7回選出】
ジョー(名古屋/FW)、中村憲剛(川崎/MF)
 
【6回選出】
家長昭博(川崎/MF)、パトリック(広島/FW)
 
【5回選出】
ファン・ウィジョ(G大阪/FW)、伊東純也(柏/FW)、小林 悠(川崎/FW)、アンドレス・イニエスタ(神戸/MF)、ファン・ソッコ(清水/DF)、山中亮輔(横浜/DF)
 
【4回選出】
東 慶悟(FC東京/MF)、興梠慎三(浦和/FW)、長澤和輝(浦和/MF)、レオ・シルバ(鹿島/MF)、藤田直之(神戸/MF)、チャナティップ(札幌/MF)、福森晃斗(札幌/DF)、坂 圭祐(湘南/DF)、権田修一(鳥栖/GK)
、前田直輝(名古屋)
 
【3回選出】
ソウザ(C大阪/MF)、チャン・ヒョンス(FC東京/DF)、ディエゴ・オリヴェイラ(FC東京/FW)、森重真人(FC東京/DF)、遠藤 航(浦和/DF)、鈴木優磨(鹿島/FW)、西 大伍(鹿島/DF)、犬飼智也(鹿島/DF)、小池龍太(柏/DF)、阿部浩之(川崎/MF)、ルーカス・ポドルスキ(神戸/FW)、北川航也(清水/FW)、ランゲラック(名古屋/GK)、林 卓人(広島/GK)、柴﨑晃誠(広島/MF)、天野 純(横浜/MF)
 

次ページ1回、2回選出の166人はこちら。

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事