【2014 J1寸評・採点|20節】徳島対横浜

2014年08月18日 週刊サッカーダイジェスト編集部

徳島対横浜


選手・監督 寸評/採点
※週刊サッカーダイジェスト9.2号(8月19日発売)より
 
[徳島]
[GK]
31 長谷川徹 5.5 
1対1を制した場面もあった。2失点目は、コースに入り切れず。
[DF]
4 藤原広太朗 5.5 
守備の計算はある程度立つが、ビルドアップでの貢献が少なかった。
5千代反田充 5 
1、2点目ともあと一歩及ばず。カバーリングの遅れが目立った。
35 村松大輔 5 
前に強い守備を見せるなか、判断遅れで小椋にボールを奪われ失点。
[MF]
3 アレックス 5 
大﨑と同様守備に割く時間が長く、得意のクロスを出せずに終わる。
16 斉藤大介 5 
パスの散らし役としては、スピードが不足。速いプレスにはまった。
33エステバン 5.5 
守から攻へのスイッチ役として奮闘。欲を言えば展開にひと工夫を。
14 濱田武 5.5 
普段より1列前に入る。今は視野の広さを活かせるボランチが適役か。
17 衛藤裕 5 
虎視眈々と得点を狙い続けた。200試合出場の節目は悔しい途中交代。
20 大﨑淳矢 5 
押し込まれた状態で齋藤への対応に終始。持ち味の攻撃力は沈黙。
[FW]
13 高崎寛之 5 
苦し紛れのロングボールが多かったとはいえ、もう少し収めたかった。
[交代出場]
FW 34 アドリアーノ 6 
個の打開力を証明。周囲との連係が高まれば、より得点が期待できる。
MF 27 花井聖 5 
戦況から考えてもう少し球際の激しさやがむしゃらさが欲しかった。
MF 23 小暮大器 - 
突破力を発揮するにも、低い位置でのプレーを強いられてしまった。
[監督]
小林伸二 5 
新戦力と既存戦力の連係面に課題。チームの再構築へ、まだ道半ば。
 
[横浜]
[GK]
1 榎本哲也 6 
唯一と言える濱田の決定的なシュートを、指先で辛うじて止めた。
[DF]
13 小林祐三 6 
前への推進力を発揮し、アグレッシブに攻守両面で貢献。力強かった。
4 栗原勇蔵 6 
危険な場面はほとんどなかったが、常に周囲へ細心の注意を配る。
22 中澤佑二 6 
高さ勝負で、高崎を圧倒。栗原との鉄壁コンビは徳島には高かった。
23 下平匠 6 
巧みな連係から何度も左サイドを攻略。持ち味を随所で見せていた。
[MF]
8 中町公祐 6.5 
空いたスペースに顔を出し、中盤の底からテンポ良くビルドアップ。
6 小椋祥平 6 
厳しいタックルで2点目をお膳立て。セカンドボールの回収も見事。
7 兵藤慎剛 6 
見せ場は少なかったが、守備のタスクを忠実にこなしてリスク軽減。
10 中村俊輔 6 
良い意味でのらりくらり。捉えどころのないプレーで攻撃の基点に。
11 齋藤学 6 
果敢に突破を仕掛けたがゴールならず。シュートも1本に終わった。
[FW]
18 ラフィーニャ 7 
飛び出しの鋭さが増す。全3得点に絡む働きで、主役の座を堂々演じた。
[交代出場]
MF 25 藤本淳吾 6 
丁寧なクロスで3点目を演出。ラフィーニャは触るだけで良かった。
DF 24 奈良輪雄太 - 
サイドのスペシャリストらしく途中出場でもしっかり役割をこなす。
MF 27 富澤清太郎 - 
短い時間ながら戦列に復帰し、慣らし運転。どっしり中盤に構えた。
[監督]
樋口靖洋 6 
守備を修正して快勝。なんとしても勝ちたい気持ちが感じられた。
 
[試合内容]
ホーム初勝利を狙う徳島は序盤こそプレスを効かせて勢いを感じさせたが、27分に失点すると、その後は圧力を強める横浜に一方的に試合を支配される。結局、ホームチームは良いところなく完敗。横浜の磐石と言える内容だった。
 
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