パリSGがネイマールの退団を257億円で容認へ! バルサへの電撃復帰にも進展が?

2018年11月27日 サッカーダイジェストWeb編集部

デンベレを含めたオペレーションで交渉か?

パリSGで絶対的なエースとして君臨しているネイマールだが、プライベートでの行動が悪目立ちすることもしばしば……。それだけに心機一転を図って古巣に舞い戻るかもしれない。 (C) Getty Images

 セレソンの至宝の、古巣バルセロナへの復帰の動きが騒がしくなっている。

 パリ・サンジェルマンは、所属するブラジル代表FWネイマールの放出を、条件付きで容認するようだ。スペインTV局『Beteve』が報じている。

 昨夏、契約解除金2億2200万ユーロ(約284億円)でバルセロナからパリSGに移籍したネイマール。その実力は、フランスのリーグ・アンでは群を抜いており、今シーズンも、ここまでの公式戦16試合で13ゴール・7アシストの活躍を披露している。

 パリSGで絶対的地位を獲得したネイマールだが、パリの地元紙『Le Parisien』などによれば、クラブがファイナンシャル・フェアプレー違反による処罰を回避すべく、来夏の移籍市場での売却が画策されている。

 そうした状況を加味して『Beteve』が伝えたのが、ネイマールのバルサ電撃復帰が濃厚となっているというニュースだ。同メディアは、「パリSGは2億ユーロ(約257億円)でネイマールがラ・リーガのクラブへ移籍することで暫定的に合意した」とレポートし、その移籍先の有力候補がバルサであると報じた。

 同メディアはさらにその詳報もレポートしており、それによれば、バルサの交渉担当であるアンドレ・キュリー氏は先週ロンドンで、代理人を務めるネイマールの父親と会い、交渉をスタートさせたようだ。

 また、ネイマール本人もサントスから欧州初上陸を果たしてから約4年間在籍し、合計7個のタイトルを手にするなど、愛着のあるバルサ復帰を最優先事項として考えているという。

 しかし、2億ユーロという法外な移籍金は、言うまでもなくネックになっており、バルサは、ネイマール売却時にドルトムントから総額1億4500万ユーロ(約188億円)で引き抜いたフランス代表FWのウスマンヌ・デンベレを含めたオペレーションを画策しているという。

 仮に実現すれば、昨夏以上にサッカー界を大きく賑わす電撃的な移籍となることは必至。果たして、セレソンの至宝は古巣へ舞い戻るのか? それとも――。

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