昨シーズン通算に並ぶアウェー4勝目のアーセナル、17戦無敗を維持もエメリ監督は「十分じゃない」

2018年11月26日 サッカーダイジェストWeb編集部

4試合ぶりの勝利でCL出場圏に迫る。

オーバメヤン(左から2人目)の決勝弾が決まり、貴重な勝点3を手に入れたアーセナル。次節はトッテナムとの“ノースロンドン・ダービー”に挑む。(C)Getty Images

 アーセナルは11月25日、プレミアリーグ第13節でボーンマスに2-1と敵地で勝利した。

 先制しながら追いつかれたアーセナルだが、後半にピエール=エメリク・オーバメヤンが決勝点を奪取。4試合ぶりに白星を取り戻し、チャンピオンズ・リーグ出場ラインの4位に勝点1差と迫っている。

 英公共放送『BBC』によると、ウナイ・エメリ監督は、「90分にわたって我々は勝利にふさわしかった。異なるシステムで勝つことができた」と喜んだ。

「ボーンマスがかなり押してきたが、すべての選手の仕事ぶりにとても満足している。来週に向けて良い勝利だ。次はトッテナムという、また別のトップチームとの対戦だ」

 アーセナルはこれがアウェーで4勝目。昨季の1シーズンを通じた勝利数に早くも並んだ。そして何より、公式戦で17試合連続無敗を保っている。1節のマンチェスター・シティ戦と2節のチェルシー戦に連敗したが、以降は8月末から3か月にわたって一度も負けていない。
 
 それでも、このボーンマス戦前の公式戦で3試合連続ドロー中だったとあり、エメリ監督は「17試合負けていないが、いくつかの試合では引き分けた。それは我々にとって十分な結果じゃない」と反省している。

「今週はそのことを話していた。ボーンマス戦がいかに重要かということをね。難しい試合になることは分かっていた。トップ4の近くにいるには、この試合で勝つ必要があるということも分かっていたんだ」

 メスト・エジルをベンチに置いたまま起用せず、3バックを採用しながらも無敗を維持し、勝利を手にしたアーセナルは、このままの勢いを保てるか。29日のヨーロッパリーグを経て、エメリ監督とチームはリーグ次節でトッテナムとの"ノースロンドン・ダービー"に臨む。
 

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