スペイン紙が西村を含む新布陣に及第点
連係不足によるミスも見られたが、サイドから切り崩すシーンやポストプレーなど、西村は随所で強さを証明した。 (C) Getty Images
ロシア・プレミアリーグ第15節アフマト・グロズニー戦で、今夏にCSKAモスクワに加入した西村拓真がリーグ戦初のスタメン出場を果たした。
西村はこれまでリーグ戦では、8節スパルタク・モスクワ戦と12節クラスノダール戦で途中出場。先発出場は国内カップ戦のチュメニで果たしていたが、リーグ戦でもついに初めてピッチ上で試合開始を迎えた。
CSKAはアベル・エルナンデスやイルザット・アフメトフ、アラン・ジャゴエフらレギュラー組が離脱。西村はエルナンデスの代わりに3-1-4-2でヒョードル・チャロフと組み、2トップの左に陣取って75分までプレーした。
試合は57分、CKからアイスランド代表DFヘルドゥル・マグヌソンのヘディングシュートで先制。さらに後半アディショナルタイム、チャロフと交代したティムル・ザマレトディノフが直後に得点を決め、CSKAが2-0で勝利している。
西村は不発に終わったが、チャロフやニコラ・ヴラシッチ、イアン・オブラヤコフら前線の連係には手応えがあったようだ。ハーフタイム中にテレビ局のインタビューを受けた西村は、「コンビネーションは少しずつでき始めているので、点を取れるようにやっていきたい」とコメントしている。
西村はこれまでリーグ戦では、8節スパルタク・モスクワ戦と12節クラスノダール戦で途中出場。先発出場は国内カップ戦のチュメニで果たしていたが、リーグ戦でもついに初めてピッチ上で試合開始を迎えた。
CSKAはアベル・エルナンデスやイルザット・アフメトフ、アラン・ジャゴエフらレギュラー組が離脱。西村はエルナンデスの代わりに3-1-4-2でヒョードル・チャロフと組み、2トップの左に陣取って75分までプレーした。
試合は57分、CKからアイスランド代表DFヘルドゥル・マグヌソンのヘディングシュートで先制。さらに後半アディショナルタイム、チャロフと交代したティムル・ザマレトディノフが直後に得点を決め、CSKAが2-0で勝利している。
西村は不発に終わったが、チャロフやニコラ・ヴラシッチ、イアン・オブラヤコフら前線の連係には手応えがあったようだ。ハーフタイム中にテレビ局のインタビューを受けた西村は、「コンビネーションは少しずつでき始めているので、点を取れるようにやっていきたい」とコメントしている。
また、ヴィクトル・ゴンチャレンコ監督は、試合後の公式インタビューで「両チームともにスムーズに動き、非常に緊迫した試合だった。代表ウィーク明けの試合は、常に緊張感があってポイントを得ることが難しい。怪我人を多く抱えた状態だが、よく戦えたと思う」と選手たちの健闘を称えた。
さらに、10月のチャンピオンズ・リーグ(CL)でレアル・マドリーに勝利したCSKAを、スペイン紙『LA VANGUARDIA』は「ゴンチャレンコが認めたロシア代表マリオ・フェルナンデス、クロアチア代表のヴラシッチ、そして日本人の西村を擁したCSKAは、勝利への"活路"を見出すのが早かった。現時点での完璧な布陣での勝利だろう」と評している。
CSKAはこれでリーグ戦2連勝を飾り、リーグ暫定3位に浮上した。11月27日にはCLでプルゼニ戦に挑む。チーム事情を鑑みて、今後も出場機会が与えられそうな西村には、次はぜひゴールという結果を期待したいところだ。