ユベントス、2018年は欧州最多勝利&最少黒星なるか!? C・ロナウドは「ダブルダブル」が間近!

2018年11月24日 サッカーダイジェストWeb編集部

C・ロナウドはクラブ最速記録達成に王手

スクデットだけでなく、ビッグイヤー獲得の切り札として加入したC・ロナウド。チームと彼が大記録を作れば、目標に向けてさらに弾みがつくだろう。まずは、スパル戦(日本時間25日2時開始)に要注目だ。 (C) Getty Images

 イタリアの絶対王者ユベントスは、今シーズンもセリエAで首位を快走している。12節を消化して11勝1分けの勝点34は、歴代最高の数字だ。2位ナポリには、すでに6ポイント差をつけている。
 
 数字に表われるユベントスの強さのひとつが、その継続性だ。イタリア紙『Gazzetta dello Sport(ガゼッタ・デッロ・スポルト)』は11月23日、2018年のユベントスが26勝と、パリ・サンジェルマンと並んで欧州5大リーグ最多の白星を挙げていると報じた。ただしパリSGは、消化試合がひとつ多い。
 
 また、敗戦数(2)と失点数(17)においても、ユベントスは最も優れた数字を残している。1試合平均被シュート本数(2.5)は、国内最少も欧州ではマンチェスター・シティ(1.8)に及ばないが、失点はそのシティ(20)よりも少ない。
 
 年内のセリエAでユベントスは、スパル、フィオレンティーナ、インテル、トリノ、ローマ、アタランタ、サンプドリアと対戦する。厳しい連戦ではあるが、これらを全て制した場合、年間勝点103という大きな数字を残すことになる。
 
 これに向けてユベントスを牽引するのはもちろん、今シーズンから加入したクリスチアーノ・ロナウドだ。開幕から3試合はノーゴールだったが、サッスオーロ(4節)を相手にドッピエッタ(2得点)を記録すると、その後は安定してゴールネットを揺らしている。
 
 セリエA得点ランキングで2位の8得点を挙げているC・ロナウドは、チャンピオンズ・リーグでも1ゴールを決めており、加入してからの15試合で9得点をマーク。次のゴールで2桁に達する。
 
 ガゼッタ紙によると、C・ロナウドが次節スパル戦で得点し、16試合目で2桁得点を達成した場合、ダビド・トレゼゲ(29試合)、カルロス・テベス(23)、ゴンサロ・イグアイン(20)、フィリッポ・インザーギ(18)など、ユベントスの歴史を彩ってきた過去のストライカーたちを上回る早さでの記録達成になるという。
 
 また、C・ロナウドは得点だけでなく、アシストも5つ記録している。ガゼッタ紙は、このペースを保てば、1~2月の段階で2桁得点・2桁アシストの「ダブルダブル」を達成すると伝えた。
 
 圧倒的な数字で存在感を発揮するユベントスとC・ロナウドは、このままセリエAで8連覇を成し遂げられるのか。そして、クラブ悲願の欧州制覇は!?
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