【選手権/女子】夏の覇者・常盤木学園と前回女王・藤枝順心が1回戦で激突!全国舞台の組み合わせ決定

2018年11月23日 サッカーダイジェストWeb編集部

関東女王の修徳は秀岳館と対戦!

関東大会の決勝で相まみえた修徳(右)と十文字(左)。順当に行けば、2回戦で再戦することが決まった。写真:大森琢磨

 11月23日、第27回全日本女子高等学校女子サッカー選手権大会の組み合わせ抽選会が都内で行なわれた。
 
 1月3日から兵庫県で開催されるビックトーナメントに参加するのは、各地域予選を勝ち抜いた32校。1月13日の決勝を目指し、熱きバトルを展開する。
 
 1回戦の対戦カードを見ていくと、何と言っても注目は夏のインターハイ覇者・常盤木学園(宮城)と昨冬の女王・藤枝順心(静岡)の対決だろう。
 
 互いに世代別日本代表候補を擁し、現在ウルグアイで開催されているU-17ワールドカップのメンバーにも藤枝順心から長江伊吹、常盤木学園から西野朱音が選出されている。その他にもタレントを揃えており、女子高校サッカー界ではトップクラスの実力を持つチーム同士だ。夏のインターハイ・準決勝でも対戦し、その際は常盤木学園が1-0で勝利。いきなり1回戦で再戦する両者の戦いに注目だ。

 また、この山には名門・日ノ本学園(兵庫)も入っており、順当に行けば、準々決勝でこの勝者と相まみえる。強豪校がひとつに集中する、まさに死のブロックとなった。
 
 そのほかを見ていくと、前橋育英(群馬)と作陽(岡山)の対戦も見どころ十分。近年、目覚ましい躍進を果たしているだけに、楽しみなカードとなる。激戦の関東大会を制した修徳(東京)は初戦で秀岳館と対戦。そこで勝利をすれば、同決勝でも顔を合わせた十文字(東京)と再戦する可能性がある。
 
 果たして冬の女王の座に輝くのはどのチームか。彼女たちが繰り広げる熱戦から目が離せない。
 
 1回戦の対戦カード及び、大会の日程は下記の通り。
 
1回戦/1月3日
藤枝順心(東海1/静岡)vs 常盤木学園(東北1/宮城)
専大北上(東北3/岩手)vs 神戸弘陵(関西3/兵庫)
北海道文教大明清(北海道) vs 日ノ本学園(関西2/兵庫)
修徳(関東1/東京) vs 秀岳館(九州2/熊本)
十文字(関東2/東京)vs 松江商(中国3/島根)
福井工大福井(北信越2/福井)vs 四国学院大香川西(四国2/香川)
開志学園JSC(北信越3/新潟) vs 広島文教大附(中国2/広島)
神村学園(九州1/鹿児島) vs 帝京長岡(北信越1/新潟)
大商学園(関西1/大阪) vs 星槎国際湘南(関東3/神奈川)
北海道大谷室蘭(北海道2) vs 筑陽学園(九州4/福岡)
花咲徳栄(関東4/埼玉) vs 鳴門渦潮(四国1/香川)
日本航空(関東5/山梨) vs 京都精華学園(関西4/京都)
磐田東(東海3/静岡) vs 東海大福岡(九州3/福岡)
鹿島学園(関東7/茨城) vs 播磨(開催県/兵庫)
聖和学園(東北2/宮城) vs 聖カピタニオ女子(東海2/愛知)
前橋育英(関東6/前橋育英) vs 作陽(中国1/岡山)

2回戦以降のスケジュール
2回戦/1月4日
準々決勝/1月6日
準決勝/1月7日
決勝/1月13日
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