モドリッチのバロンドール受賞をマドリーOBの元ユーゴ代表点取り屋は確信! 「パリに行って一緒に祝いたい」

2018年11月23日 サッカーダイジェストWeb編集部

「彼こそが今年の男」

モドリッチの個人賞“三冠”はなるか!? かつて彼の獲得を自らマドリーに進言したというミヤトビッチだけに、思い入れは強いようだが、果たして。写真はFIFA最優秀選手受賞時。 (C) Getty Images

 フランスやイタリアの報道によると、今年のバロンドールはルカ・モドリッチとラファエル・ヴァランヌ、そしてキリアン・エムバペの3選手による争いになるという。
 
 モドリッチは、レアル・マドリーでチャンピオンズ・リーグ(CL)3連覇を成し遂げ、ロシア・ワールドカップではクロアチア代表のキャプテンとして同国史上初の決勝進出に貢献した。
 
 彼とマドリーのチームメイトであるヴァランヌは、CLに加えてフランス代表でW杯を制した。同じく世界王者の称号を手に入れたパリ・サンジェルマンのエムバペは、サッカー界の未来を担うことも期待されている。
 
 一方で、過去10年間でバロンドールを分かち合ってきたリオネル・メッシ、クリスチアーノ・ロナウドの両巨頭がついに最終候補から漏れたこと、フランスのW杯優勝に貢献し、アトレティコ・マドリーでヨーロッパリーグも制したアントワーヌ・グリエーズマンの選外などが、議論を呼んでいる。
 
 だが、マドリーのOBで元ユーゴスラビア(当時)代表のプレドラグ・ミヤトビッチは、モドリッチこそが受賞に相応しいと主張した。スペイン紙『Marca(マルカ)』によると、ミヤトビッチは「個人としてもチームとしても、彼は素晴らしい一年を過ごした。CL優勝にW杯決勝だ」と、モドリッチを後押ししている。
 
「彼こそが、今年の男であり、バロンドールを受賞するだろう」
 
 ミヤトビッチは「ルカほど受賞に値する選手は、他に見当たらない」と、議論の余地はないとした。
 
「受賞を訴える選手たちは、他にもいる。だが、バロンドールに刻まれる名前はひとつだけ。ルカ・モドリッチだ。パリに行って、彼と一緒に祝いたいね」
 
 バロンドールは12月3日に発表される。すでにUEFAとFIFAの年間最優秀選手に選ばれたモドリッチは、バロンドールも手にして"三冠"を果たすのだろうか。
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