グアルディオラ、将来は代表チームを率いることを希望も「もう少し穏やかでいたいし、ゴルフもしたい」

2018年11月23日 サッカーダイジェストWeb編集部

プレミアリーグと他国リーグの違いは!?

バルサでは4年、バイエルンでは3年間、指揮を執ったペップ。シティとは2021年6月まで契約を結んでいる。ゆっくりとゴルフを楽しめる時、そして代表チームを率いるのはいつになるだろうか。写真は今年5月。 (C) Getty Images

 ジョゼップ・グアルディオラ監督は、バルセロナ、バイエルン、マンチェスター・シティと、世界を代表するビッグクラブで指揮を執り、数々のタイトルを手にしてきた。
 
 昨シーズン、プレミアリーグで勝点100という偉業を成し遂げたグアルディオラ監督は現在、リーグ連覇やチャンピオンズ・リーグ優勝を目指している。だが、いずれはクラブではなく、代表チームでも指導してみたいと考えているようだ。
 
 英紙『Telegraph』によると、リバプール大学で講義を行なったグアルディオラ監督は、「代表チームの指揮官になってみたい」とコメント。「遅かれ早かれ、代表監督になるだろう。チャンスがあって、どこかの代表チームがドアをノックしてくれればね。様子を見よう」と続けた。
 
 ただ、「3日おきにサッカーに関わりたいとは思うが、もう少し穏やかでいたいし、ゴルフもしたい。今は時間がないんだ」とも明かしている。
 
 リーガ・エスパニョーラやブンデスリーガを制してきたグアルディオラ監督は、挑戦2年目でプレミアリーグの頂点にも立った。他のリーグと比べて何が違うか問われると、指揮官は「最も予測できない」と述べた。
 
「試合数や天候、競争度など、最もタフなリーグだよ。5、6チームに優勝の可能性があるのはプレミアリーグだけだ」
 
 だが、グアルディオラ監督はどこのリーグが良いかを口にするのは、「アンフェア」だと続けている。
 
「ドイツには、ここイングランドより良いところがたくさんある。スペインも同じだ。そして、ここにも他のリーグにはない、より良いところがある。文化と同じさ。あちこち旅行すれば、多くを学ぶものだ」
 
 一方で、どのリーグでも変わらないということもあるようだ。それは、メディアである。
 
 グアルディオラ監督は「どこに行っても、勝てば天才だし、負ければ最悪さ」と述べた。
 
 スペイン、ドイツ、イングランドで多くの経験を積んできたグアルディオラ監督は、いずれイタリアやフランスにも挑むのか。そして、希望する代表チームの監督に就くのはいつの日になるだろうか。
みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事