吉田麻也も認める森保ジャパンの強み。アジアカップでも中島、南野、堂安らが武器に!

2018年11月21日 サッカーダイジェストWeb編集部

「個で剥がせる選手が多くいるのは武器になる」(吉田)

アジアでの戦いに警戒を強める吉田。個で剥がせるアタッカー陣が武器になるという。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

 11月20日、日本代表は豊田スタジアムでキリンチャレンジのキルギス戦に臨んだ。結果は4-0の快勝。代表初出場の山中亮輔が口火を切り、原口元気、大迫勇也、中島翔哉の海外組がきっちりとネット揺らして、来年1月に開幕するアジアカップに向けて弾みが付く勝利を掴んだ。
 
 年内最後の一戦も勝利し、森保一監督が着任したロシア・ワールドカップ後の5戦で4勝1分。躍動感のある戦いぶりに多くの人が期待を抱いているだろう。そうした順風満帆な航海を続ける森保ジャパンだが、キャプテンを務める吉田麻也はアジアカップに向けて警戒心を強める。
 
「後ろはいつも通り、ひとつのカウンターでやられないように90分間集中力を切らさないことが大事。(UAEで行なわれる)アジアカップは暑さもあるだろうし、ヨーロッパとの気候の差もある。そういうことを考えても、簡単にはいかない」
 
 ただ、吉田は今のチームに、絶対的な武器があるともいう。それが個性豊かなアタッカー陣だ。「(アジアカップでは)相手がべた引きすることは想定ができる。ただ、個で剥がせる選手が多くいるのは武器になる」とし、中島、南野拓実、堂安律といった才気溢れる若武者たちの存在はなんとも心強い。
 
 残された時間は約1か月半。どのようなメンバーで挑むか定かではないが、選出されれば吉田はチームリーダーとしての重責を担うだろう。「大会が始まれば、一緒にいる時間が長くなるので、より密にコミュニケーションがとることができるのでなるべく多くの選手と話をしたい」と相互理解を深めつつ、経験値豊富なCBは若手が活躍できる環境をさらに整えていく。
 
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