「正直、もの凄い試合をしたんじゃないかな」主将・吉田麻也が森保ジャパンの可能性に大きな衝撃!!

2018年10月17日 サッカーダイジェストWeb編集部

「凝り固まりつつあるサッカーへの考え方も柔軟にしていきたい」(吉田)

若手の躍動を最後尾から見守った吉田。試合後に出てきた言葉には、彼らへの期待感が詰まっていた。(C)SOCCER DIGEST

[キリンチャレンジカップ2018]日本 4-3 ウルグアイ/10月16日/埼玉スタジアム2002
 
 DFとして納得できる結果ではない。FIFAランキング5位のウルグアイを4-3で撃破したとはいえ、3失点を喫したからだ。
 
「3失点をしているので、DFとしては複雑です」
 
 このウルグアイ戦で森保ジャパンデビューを果たし、主将を任されたCBの吉田麻也は守備の出来を猛省。「我慢するところとトライするところ。その判断の正確さは磨かないといけない」と改善点を述べ、今後の宿題とした。
 
 しかし、吉田はチームの話になると、表情が一変。新生日本代表に大きな可能性を見いだし、次々にポジティブな言葉が飛び出したのだ。
 
「正直、もの凄い試合をしたんじゃないかなと思う。本来であれば、これに満足せずと言うべきですけど、僕もびっくりするぐらい前線が点を取ってくれたので驚いている」
 
 1アシストの中島翔哉、2ゴールの南野拓実、代表初得点を決めた堂安律。彼らのプレーに目を丸くし、興奮気味に20代前半のアタッカー陣の活躍に胸を躍らせた。
 
 そのパフォーマンスは吉田にとって大いに刺激となったようだ。
 
「代表の練習が楽しくて、考えながら厳しいトレーニングをしているので、本当に上手くなれる期待が大きい。若い選手は練習をしても話をしてもすごく向上心があった。僕もいろんなアドバイスをしていきたいし、自分の凝り固まりつつあるサッカーへの考え方も柔軟にしていきたいと思った。チーム全体で良いものを作っていきたい」
 
 だからこそ、4年後への想いも強くなった。2022年のカタール・ワールドカップだ。

「おそらく、出られるとしたら次が最後。最後に(出場する大会で)日本の歴史を塗り替えられるようにしたい」(吉田)
 
 日本代表に大きな可能性を見た吉田は、ワールドカップの大舞台を見据え、若き才能たちとさらなる成長を遂げていく。

【日本代表PHOTO】日本 4-3 ウルグアイ|南野が2ゴールの活躍! 強豪相手に4発で森保ジャパン3連勝

【日本代表】ウルグアイ戦を彩った「美女サポーター」
みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事