「アジア勢に屈辱の連敗」「日本の素早さの前に…」森保ジャパンに敗れたウルグアイ代表を母国紙が辛辣批判!

2018年10月16日 サッカーダイジェストWeb編集部

韓国戦に続いて敗れたウルグアイ

堂安に鮮烈な一撃を浴びるなど、頼みの守備が崩壊したウルグアイ。そんな母国代表へ辛辣な言葉を地元紙がぶつけている。 写真:山崎賢人(サッカーダイジェスト写真部)

 10月16日に埼玉スタジアムで行なわれたキリンチャレンジカップのウルグアイ代表との一戦で、日本代表は4-3で勝利を収めた。

 試合は両軍が立ち上がりからアグレッシブに仕掛け、激しい打ち合いとなる。10分に南野拓実の代表戦3戦連続ゴールで日本が先制に成功するも、28分にガストン・ペレイロのゴールでウルグアイが同点、36分に大迫勇也の一発で日本が勝ち越して後半に突入する。

 57分にウルグアイに再度、同点弾をねじ込まれた日本だったが、59分に堂安律、66分に南野のゴールで差を広げると、その後はウルグアイの反撃を75分のジョナタン・ロドリゲスの1点に抑えて勝ち切った。

 安堵の表情を浮かべた日本の面々を尻目に、がっくりと肩を落としたのは、ウルグアイ側だ。南米屈指の強豪は12日の韓国戦に続いて、屈辱のアジア勢2連敗、しかも、日本に敗れるのは1996年以来となる。

 そんなセレステ(ウルグアイの愛称)戦士に「アジア勢との連戦は屈辱の6失点を喫して2連敗」と辛辣なマッチサマリーを綴ったのは、地元紙『Ovación』だ。同紙は、散々な内容で10月シリーズを終えた母国代表を酷評した。

「今回の遠征は結果だけでなく内容にも不安が残る乏しいものとなった。4失点を喫した日本戦、そして1-2と敗れた韓国戦を戦って浮き彫りになったのは、守備のアンバランスさだ。とくに対応の遅れは韓国戦で明るみになっていたため、それが改善されていないことは不安要素でしかない。

 タバレスが採用した4-4-1-1の布陣は総合的に見てもパフォーマンスが良かったとは言い難い。日本はプレスを強め、ウルグアイの綻びを突き、幾度も悩みの種を生み出した。そして、我々は対抗する力を失っていった」

 代表の問題点を糾弾した同紙はさらに「後半の日本の2点が我々セレステを殺した」とレポートし、「トレイラを中心とした中盤は、日本の素早くダイナミックなプレーを前に仕事をやらせてもらえなかった」と、森保ジャパンのアグレッシブな姿勢についても記している。

 10月シリーズで最大のカードでもあったウルグアイを撃破した森保ジャパン。はたして、この勢いはどこまで続くのか? 11月はベネズエラ、キルギスと対戦する。

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