暴行疑惑のC・ロナウド、家族とクラブのサポートを受けて試合前にはファンに“神対応”

2018年10月07日 サッカーダイジェストWeb編集部

ユベントスの「C・ロナウド擁護」の姿勢に変化なし。

暴行疑惑が騒がれているC・ロナウドだが、ピッチ上では相変わらずのハイパフォーマンスを見せている。(C)Getty Images

 プライベートでの騒動に心中穏やかでないことは想像に難くない。だが、ユベントスのクリスチアーノ・ロナウドは、ピッチで変わらぬ姿を見せている。

 C・ロナウドは9年前にアメリカで女性に暴行した疑惑が連日騒がれている。本人は完全否定しており、10月6日には家族もSNSでC・ロナウドを励ました。

 母親のドロレスさんはインスタグラムで、「息子よ、あなたに幸運を。それからあなたのチームにも。団結することで私たちはさらに強くなるのだから。頑張れ、ユベントス」と綴っている。

 姉のカティアさんも、インスタグラムで「神は、おのおのに、そのわざにしたがって報いられる」「耐え忍んで善を行って、光栄とほまれと朽ちぬものとを求める人に、永遠のいのちが与えられ」「党派心をいだき、真理に従わないで不義に従う人に、怒りと激しい憤りとが加えられる」と、聖書の「ローマ人の手紙」の言葉を引用した。
 
 先日、公式SNSアカウントでC・ロナウドを擁護したユベントスの姿勢も変わらない。イタリア紙『Tuttosport』によると、ファビオ・パラーティチSD(スポーツディレクター)は、「我々はすでに選手を支持していることを示した」と、C・ロナウドに改めて賛辞を寄せている。

「彼は素晴らしい価値を持った選手だ。プロとしても人間としても申し分ない。チームメイトたちのコメントがそれを証明している。我々は彼をそばで支えるよ」

 周囲からのサポートを受けているC・ロナウドは、6日のウディネーゼ戦でも"ファンサービス"をする余裕を見せた。ウォームアップ中にピッチに侵入した少年を温かく迎えて抱きしめ、サインのリクエストにも応じている。

 さらに試合でも、C・ロナウドは今シーズン4点目となる追加点を決め、2-0の勝利に貢献した。3試合ぶりにネットを揺らした背番号7は、このままピッチ外でのトラブルに引きずられず結果を残していけるだろうか。
 
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