ラッキーな形で先制したポルト、粘るガラタサライを退ける! フル出場の長友佑都はキレのある動きを見せたが…

2018年10月04日 サッカーダイジェストWeb編集部

少ないチャンスを活かしたホームチーム。

長友はこの日も左サイドで激しく上下動を繰り返した。チームも内容では負けていなかっただけに、ガラタサライにとっては悔やまれる敗戦に。(REUTERS/AFLO)

 現地時間10月3日に実施されたチャンピオンズ・リーグ第2節、ポルト対ガラタサライの一戦は、1-0でホームのポルトが勝利した。

 前半のすべてを、イニシアチブを握るための戦いに費やした印象の両チーム。中盤を省略したロングボールの応酬になりかけていたゲームにようやく先制点が生まれたのは、後半開始直後の48分だった。

 ポルトのCKのチャンス、アレックス・テレスが放ったボールにヘッドで合わせたのは、前半にいくつかあった決定機を逸していたムサ・マレガ。ガラタサライのマークのミスもあり、マリ代表のFWはドがつくほどのフリーな状態から豪快に頭で叩き込んだ。
 
 この1点を境に、アウェーのガラタサライが少し前掛かりになる。38分に前方のガリー・ロドリゲスのダイレクトヒールパスに鋭く反応するなど、前半のうちから積極的な動きを見せていた長友佑都も、高い位置を取り、左サイドから果敢にクロスを送り込んだ。

 一方、ホームのポルトも守備にはまわらず、セルジオ・コンセイソン監督は69分、司令塔タイプのオリベル・トーレスをピッチに送り込み、追加点を奪いにいった。だが、ポルトのイケル・カシージャス、ガラタサライのフェルナンド・ムスレラという両GKの好守もあり、その後スコアが動くことはなかった。

 結局試合は、ラッキーな形で先制に成功したポルトが1-0で勝利。ガラタサライの長友は左サイドバックの位置でフル出場を果たし、コンディションの良さをうかがわせるキレのある動きを見せたものの、勝利に貢献することはできなかった。
 
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