白熱の“首都決戦”はスコアレスドロー。マドリーはまたしても単独首位に立つ好機を逃す…

2018年09月30日 サッカーダイジェストWeb編集部

互いに多くのチャンスをつくったが…。

白熱した好ゲームとなったマドリード・ダービーはスコアレスドローという結果に。(C)Getty Images

 ラ・リーガ第7節、レアル・マドリー対アトレティコ・マドリーの"マドリード・ダービー"は、0-0のドローに終わった。

 互いにチャンピオンズ・リーグの試合を数日後に控える難しい状況ながら、いま考えられるベストのメンバーを準備。このゲームにかける両指揮官の強い意気込みが感じられた。
 
 それぞれ多くのチャンスをつくりながらもそれを活かせず、スコアレスドローで後半を迎えたのは、両チームの守備陣の奮闘もあった。マドリーのティボー・クルトワ、アトレティコのヤン・オブラクがともに好セーブを披露。DF陣のカバーリングも徹底されていた。

 後半に入って攻撃が良くなったのは、ホームのマドリーのほうだった。これには内転筋を痛めたガレス・ベイルに代わり、途中出場を果たした司令塔ダニ・セバジョスの存在が小さくない。シュートの数はアトレティコの8本に対して、マドリーが15本。その数字からもホームチームが押し気味に試合を進めたのは明らかだった。

 それでも互いにゴールが遠く、試合は結局0-0のままタイムアップを迎える。

 数時間前に終了していたバルセロナとアスレティック・ビルバオの試合がドロー(1-1)に終わっていただけに、勝てば単独首位に立つことができたマドリーにとっては悔しい結果となった。
 
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