Ｊリーグが27日、2019シーズンのＪリーグクラブライセンスの交付クラブを発表した。Ｊ１は41クラブ、Ｊ２は７クラブで、不交付のクラブはなかった。
 
　今回、クラブライセンスが変更になったのは、Ｊ３のブラウブリッツ秋田とＪ２の水戸ホーリーホックだ。秋田にはＪ２クラブライセンスが、水戸にはＪ１クラブライセンスが交付された。ただし、水戸は条件付きだ。
 
　水戸は、今季のＪ２リーグまたはＪ１参入プレーオフ決定戦後に、昇格のための順位要件を満たせた場合、ホームスタジアムを笠松運動公園陸上競技場に変更し、諸室などの改修工事を行なう予定。これによってＪ１クラブライセンス交付の条件をクリアするが、昇格の順位要件を満たせず、スタジアムの短期改修工事をしないことになった際は、Ｊ２クラブライセンスへ変更されるとのことだ。
 

　一方、Ｊ２で２位に躍進するFC町田ゼルビアは、Ｊ１クラブライセンスが認められなかった。町田の公式ＨＰによれば、「FC町田ゼルビアがＪ１ライセンスを取得するためには、１万５千人以上が入場可能なスタジアムを有すること、設備基準を満たしたクラブハウス、天然芝またはハイブリッド芝ピッチを１面以上有する専用の練習場を用意すること」等の要件が控えているという。
 
　Ｊ２は９月27日時点で34節を終了し、水戸はＪ１昇格プレーオフ参入圏内の６位に勝点10差の11位。消化試合が１試合少ない町田は、自動昇格圏内の２位につけている。
 
　Ｊ１・Ｊ２クラブライセンスが交付されたクラブは以下のとおり。
 
●Ｊ１クラブライセンス
札幌・仙台・山形・鹿島・水戸（条件付き）・栃木・群馬・浦和・大宮・千葉・柏・ＦＣ東京・東京Ｖ・川崎・横浜・横浜ＦＣ・湘南・甲府・松本・新潟・富山・金沢・清水・磐田・名古屋・岐阜・京都・Ｇ大阪・Ｃ大阪・神戸・岡山・広島・山口・徳島・愛媛・福岡・北九州・鳥栖・長崎・熊本・大分
 
●Ｊ２クラブライセンス
秋田・町田・長野・鳥取・讃岐・鹿児島・琉球